アル中 −アルコール依存症との戦い−


アルコール依存症(社会生活から抹殺)  →  死に至る
この図式から正常に戻りたい。 別に死ぬことへの恐怖は無いが命ある以上まっとうに生きたい。その思いを日記に記す。

タグ:AA


アル中のsyousukeです。
おはようございます。
おかげさまで断酒継続させていただいております。^^


コメントをお返ししないと宣言してからもコメントを付けて下さる皆様には、本当に感謝しております。今までどおり、お一人ずつにお返ししたい気持ちで山々なんですが、やはり今現在の考えを通して行きたいと考えております。無調法ながら先ずはお礼まで。


先日、断酒会の全国大会に出席してから、自助グループのことを色々考えています。
そして何気なく、『全断連』のキーワードで検索してみると、自分のブログの過去ログが検索ヒットしました。公開の場で、あんまりええかげんなことは書けないですね。まさか検索上位にかかるとは夢にも思いませんでした。(汗)

で、久しぶりに過去ログを読んでみたのです。

4年前の記事ですが、基本的に考え方は全く変わっていないです。
酒を止めて一年少々の頃なのでドライドランクは落ち着いてきてはいるが、喜怒哀楽がまだまだ激しい。しかし良いように言い換えれば、感受性が豊かだったのだとも思える。

今は断酒継続のおかげで、ずいぶん人間丸くなってきました。
専門家の言葉を借りれば、精神が安定してきているということなんでしょうか?
当時はあれでもかなり言葉は選んでいるつもりながら、言いたいことをはっきりと伝えていたんですね。それでも不思議なことに今読んでもスカッとします。

要するに間違えたことは書いていなかった。
ということなんだと、改めて感じたわけです。

断酒会に対しても、AAに対しても、自分の感じ方は大して変わっていない。
ただ残念ながら、代わりになるモノが他にない!

我々アル中は、酒を手放して酒害からの回復を目指すという、共通の目的意識を持った仲間達との繋がりを絶っては生きていけない。これに関しては疑いの無い大原則です。

しかし、今現在、自分が所属する断酒会の会員層の薄さが原因で会運営の先行きに不安を感じています。

苦労して再就職などせずに、例会運営に力を注ぐべきやったか、それとも新しい時代に則した自助グループを新規に立ち上げるべきやったかも知れないなどと少し考えてしまうが、社会生活すらそつなくこなせない自分に、酒害からの回復を目指す例会を運営するなどとても無理・・・

今は地盤を固める時期なんでしょうね。
嫌いな断酒会ではありますが、例会運営にもう少しエネルギーを注いでみよう。


「例会出席、一日断酒」

やはり、基本はこれかな?


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日本の飲酒人口は6,000万人程度と言われているが、このうちアルコール依存症の患者は230万人程度であると言われている。飲酒者の26人に1人がアルコール依存症という計算になり、精神疾患の中でも罹患率が高く、各人の性格や意志にかかわらず誰でもかかる可能性がある病気であるとも言える。なお、この230万人という人数はWHOの算出方法により割り出されたものである。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用


そして厚生労働省のWEBを見ると

アルコール依存症推計患者数
平成14年 12,200(入院) 4,800(外来) 17,100(総数)42,000(総患者数)
平成17年 12,100(入院) 4,600(外来) 16,700(総数)43,000(総患者数)

実に医療に繋がっているアル中は、総罹患者の20%以下なのである。
その上で実際に断酒に及んでいるのはどのくらいなのか?
更に一年以上断酒できている早期寛解者はどのくらいいるのか?
おそらく正確な数字を把握している組織は無いと思うが、想像しても更に20%に満たないのではないかと思う。(43,000X20%=8600)

AAは匿名性が高くメンバーの数を把握する事ができないが、断酒会の会員数が全国で1万人を割っていることを考えても大きな間違いはないと思う。(断酒会の会員が全て断酒できているわけではない。)

アルコール依存症とは、世間一般的に認知されていない病気であり、罹患していても認めがたい病気であり、自覚できても簡単に酒を手放せない病気なのである。

今日も一日素面で過ごせた事に感謝!寒紅


断酒: 989日
禁煙:1828日
前回の飲酒未遂から:60日*
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皆さんこんばんは〜
今日もご訪問くださりありがとうございます。m(_)m

おかげさまで、

断酒 837日
禁煙1676日 継続させていただいております。

ところで、私のブログには毎日100〜200のユニークアクセスを頂いております。レギュラーの読者様が大方だと思っておりました。
が、改めてアクセスログを解析させていただきましたら、新規の読者様の多さにも驚きました。そして、ここ2日間のアクセスはすごい!

約2000件のトータルアクセスを頂いております。
お一人様平均、5回から10回アクセスしていただいた事になります。
これだけ多くの方に読んでいただいているという事は、共感いただいている方もいらっしゃれば、業を煮やして読んでおられる方もおられるのでしょう。

敢えて申し上げます。
私はこのブログで議論する気はありません。
ご自分のところで誰からも相手にされないからと、わざわざ人のところにまで出張って来て能書き垂れてブログを荒らすような「厨房」はお帰り下さい。


ところで、おかげさまでミーティングに対する自分の考えがまとまりました。
立ち入り禁止
 君子危うきに近寄らず

 虎穴にいらずんば虎児を得ず

これらの故事成語に習い
「無闇に危険を冒さず、しかし価値あるものは危険を冒してでも手に入れる」
ということで、臨機応変に行動する事にします。

志し同じ仲間たちとの繋がりは大切にし、仲間とは呼べない有害な人間との付き合いには距離を置いて反面教師にさせていただきます。

元からそのように考えていたのですが、一時の気の迷いがずいぶん弱気になってしまいました。本来のスタンスに立ち返ります。

よっしゃー
飲酒欲求、どっからでもかかってこんかい!
根性で乗りきったる〜


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先日の問診(精神科)で、ドクターに例会まわりを増やしなさいとアドバイスをもらって以来、前向きに考えてはいるもののなかなか腰が重い。

そうこうしている内に、先行く仲間からも同様のアドバイスを頂いた。
にもかかわらず未だに躊躇している・・・

今のところ毎週、断酒会と院内の例会と週2回はミーティングには出ているがそれでは少ないのか?なかなか納得の出来ないところなのだ。

時間はあるので単純にアドバイス通り例会出席を増やせばいいのだが、正直なところ、自分の好き嫌いの多さに戸惑ってしまう。仲良しごっこの例会だけでは駄目な事は理解できるが、生理的に我慢ならん例会に根性で出席するほどのメリットがあるのか考えてしまう。

そこで初心に戻って書き出してみた。

例会出席を増やすメリット、思いつくまま書き出してみたら9件のメリットが浮かび上がった。で、同様にデメリットを書き出してみると9件。

結論出ないのでもう一度明日にでも試してみる事にしたが、意外にもデメリットが少ない事に気付いた。嫌で嫌で仕方ない割には、嫌な理由が限られてくる。その嫌な理由は大きなウエイトを占めるのは事実やけど、数だけで見ると大問題では無さそうに思えてくるから不思議だ!

例会出席を増やす事に疑問を感じながらその答えも出せなかったけど、不思議な事に少しだけ気持ちが落ち着いた。何か吹っ切れそうな気がする。

向日葵
とりあえずは穏やかに過ごせている。
夏真っ盛りにも関わらず、ビールと冷酒の誘惑は無い!


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今繋がっているクリニックへ通い始める前に、一度別の専門医の診察を受けたことがある。
大阪では名前の通った名医とのことだが、自分とは合わなかった。飲酒に何とか歯止めをつけたくて保健所に相談した挙げ句、かかりつけの内科医に紹介状を書いてもらった上で、切羽詰って門戸を叩いたのだが、アル中を犯罪者のように扱う医者だった。

アル中でもない奴に、アル中の気持ちが分かってたまるかい!

糞医者に頼った俺がアホやった。そう思った。

結局、その日は浴びるほど飲んだ。今考えたらこれも飲酒に対する理由付けだったかも知れない。しかし、アルコールを切れない自分を何とかしたいという気持ちがあったことは間違いないのだ。もうどうでもええわという気持ちと、やはり何とかしないと、という気持ちが交錯し今のクリニックを受診する。

幸いかな、今繋がっているクリニックのドクターとは波長が合い、その日に「断酒」を決意し現在に至る。奇跡的な出会いと思う。ここはドクターを筆頭にワーカーも看護師も携わる人すべてがアル中というものを良く勉強している。もちろん最初の医者も名医といわれるからには勉強はしているはずであるが、俺にとっては何かが不足していたのだ。やはり相性というものは存在すると思う。

これほど満足している今繋がっているクリニックでも、所詮はドクターを筆頭に医療者全員、アル中からの回復者ではない。残念ながらアル中の気持ちを理解しきることは出来ないのである。また、求めること自体無意味なことなのだと今となっては思う。

クリニックに通い、ドクターの診察を受ければ受けるほど、やはり所詮ドクターは専門医といえどもアル中ではない、仲間ではないことを痛感する。ワーカーに対しても同じである。他の専門外の医療者に比べると雲泥の差ほどにもアル中を理解してはいるが、やはり残念ながら仲間ではない。

行き着くところ、経験を分かち合えるのは酒害者当人同士でないと無理なのである。仲間同士でないと理解できないのである。自助グループへの参加が重要なのはここのところにあるのだ。

結局のところ酒害者同士でないと理解できない領域がある。この領域を共有することが集団精神療法の所以たるところであると最近自覚できるようになってきた。

断酒会でも、AAでも、院内のミーティングでも、どこかに繋がっていないと断酒のモチベーションは維持できない。癒しもない。当然、回復もない。仲間に繋がっていけるということはありがたいことである。このブログで繋がっている方たちにも感謝している。自分にとっては大きな砦になっているのだ。

おかげさまで、今日も一日無事に過ごせそうだ。



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AAミーティング行って来ました。

2回目です。

自分には生理的に合わない!
一度目にもそう思ったが、慣れもあると自分に言い聞かせて参加したが、気が狂いそうなほど生理的に合わない!出来る限り平常心を保ちながらありがとうございました!ってAAミーティングの現場を離れたが、動悸はバクバクするし、腹立つし、悔しいし、猛烈に飲みたくなってしまった。今は落ち着いたけど・・・

相談相手が居てて、よかった!

このブログにぶちまけようって思ったが、PCが立ち上がるまでさえ苛々して、気が狂いそうで、誰か相談相手いてないか?って必死で考えた。親にも、友達にも、おそらく誰に相談しても理解してもらえそうに無い。幸いにもクリニック繋がりの友人と携帯とメアドを交換していて助かった。自分はアルコール依存、友人は薬物依存、依存の対象は違っても仲間やから分かってくれる!電話してよかった!本当に助かった!


ようやく、冷静になってきた。
夕方までは実に平穏に酒のことなど忘れていたのに、AAに行ってスリップするとこやった。もう、一生行かん!
何がかんにさわるかといえば、あの「断酒ゴッコ」「仲間ゴッコ」、勝手に専門用語使って、アメリカから伝わったものやから、日本語におきかえれないらしいけど、おきかえれる言葉まで「カタカナ」!
わざわざ分かりにくくしてるだけやんけ!
単なる「勉強ゴッコ」やんけ!
何が「ハイヤーパワー」じゃ、あほんだら!
その「ハイヤーパワー」で飲んでしまいそうやったやんけ、ぼけ!
行かんかったら平穏無事に居れたのに!
思い出したら、また腹たってきたわ、くそったれ!


要するに、簡単なことを、わざわざ分かりにくい言葉で教義を作って、順番に理解した気にさせる洗脳プログラムですな。高校生が、大学に行かんといきなり日本語の通用しない幼稚園に戻された感覚ですわ!

まぁ、合う方には合うのでしょうが、俺には死ぬほど吐きそうなくらい合わん事がよく分かっただけでも良かったと思うよう努力しますわ。

しかし、やばかった!
電話で相談できる相手が居てて助かった。
まさか、自助グループに参加して滑りそうになるとは思わんかった。
やっぱり、直感で動く方が安全みたい。
無理して合わそうとするとあかん!
俺にとっては、これはフラッシュバック!

きっと、教会の匂いがフラッシュバックに繋がるんや!

あー、ほんまに助かった。やけくそになるとこやった!




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今日もいつものクリニックに出勤!

きのう風邪気味でヘタっていたせいか、24時に就寝したにもかかわらず目覚めたのは10時。眠剤の質も量も変わらんでも体が求めれば寝れるんや!という事が分かった。

と、のんきなことを言いってる場合ではない。

「ダッシュ!」

11時からの講座は遅刻厳禁!
診察よりも点滴よりも大事な「基礎講座」に遅れるわけにはいかない。

電車で行けば徒歩込みで30分。お菊様も回復気味なんで「流星号」(ママチャリ)でマッハ15の最高速移動。10時45分スタートの59分着。診察券出して11時ジャスト現着!

はあ、はぁ、はァ、Ha〜

死ぬかと思った!
半世紀も生きて無茶したらあきまへんなぁ!
ってか、風邪もどこ吹く風で治ってしまった。ざまぁみやがれ!

無事に講座を受けて、いつもは先にこなす診察と点滴を受けて、院内ミーティングも参加。出だしは慌てたが、帰り際に耳鼻咽喉科にも出勤して一応本日のノルマ17時に終了。

で、ここからがオプションである。先週初参加した「糸電話例会」に行くか?
新規にAAミーティングに参加してみるか?
どうも夕刻以降に雨が降りそうだが、我が「流星号」は防水処理が出来ていない。
糸電話距離の地元断酒会なら全天候攻略可能だが、さてどうしたものか?

ここはチャレンジ精神でAAミーティングを選ぶことにした。
で、移動し始めると案の定雨が降り出した。
まぁこれも断酒への試練と思えばなんのその、アル中ハイマーな脳みそに叩き込んだ地図を頼りに、マッハを超えない安全速度で目標近くに19時前に到着。

しかし、会場らしき「教会」が無い。脳みその地図では頼りないので本物の地図を見ながら探すが見つからない。地図にある目印(ラブホ)は見つけたので近いはず。
しかし、おちついてよく見ると、なんとか「福祉」なんとかと書いてある建物を見つけた。が、これって教会か?よく分からん。この時点で19時5分。

もう一度近辺を探すが、やはりここしか地図とは該当しない。よくよく観察すると福祉何とかの近くに「カトリック教会」と小さく書いてある。遠慮気味に・・・
さらに、もっと、もっと、遠慮気味に「AA」と、看板ではなく、20センチくらいのペンダントが玄関にぶら下げてある。

間違いない。ここや!
けど、教会らしくないこの建屋にはひと気も無い。現在19時15分。
19時半からミーティングがあるので19字過ぎ頃という待ち合わせをしたはずである。
雨をしのぐ場所も無いのであきらめて戻ってきた。

縁が無いのかも知れんなぁ。

今日は少々キレ気味の俺!
飲酒欲求が沸いてくる前に眠剤依存して入眠するわ!



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土曜日にFクリニックのミーティングにいつもどおり出席したら、F院長先生と顔を会わせたとたんに、「昨日、断酒会行ってきたんやて?」

なんで知ってはんの???
あまりの驚きに訊かずじまいです。
おそらくは、断酒会の古株さんが土曜日に院長先生の診察を受けに来られてそのときの報告だろうと思うが、あまりにも情報の伝達が速すぎる!
第一、この断酒会は初診で見切りをつけた「Kクリニック繋がり」の方がほとんどなんである。

それほどアル症治療の世間が狭いということなんでしょうねぇ。

それともうひとつ驚いたことに、この断酒会の会場が、自分の住んでいるところの道路を隔てた真向かいにあるビルの15階の多目的会場であったこと!

真向かいですよ! 真向かい!
糸電話で話せる距離なんです。
近すぎて行きにくい。迎えに来られそうで・・・(汗)

絶対に住所は言わんとこう!
AAとかも回ってみたいのに、
下手したら、一生引越しするまで足抜けでけんような事に・・・

「縁」といえばそれまでやけど、なんと恐ろしい偶然やろ!

「断酒続けなさい」という運命なのかなぁ?

それとも「断酒会」とは、糸電話の「糸」ではなく、「赤い糸」?

きしょくわる〜 


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