約1年3ヶ月の間、完全に酒を断ち、今は強い飲酒欲求もなく、心身の不調も激減し、まるで健常者のように生活できている。仕事もせずにプラプラと遊んで生活している事が不健康ではあるが、すべてを失ってからの50歳代の社会復帰は本当に難しい。

しかし、健康は著しく回復している。
本来このブログは自分のアル中との取り組みを記録に残すというところから始まっている。おかげで時折読み直してみる事で過去の自分を振り返ることが出来る。アルコール依存症とは完治しない進行性の病である事は明白である。もっとも飲まない事で進行を止め回復することは可能であるが、一口の酒を口にする事で元に、いや元以上に戻ることも明白なのだ。

今回は記録としての役割を果すために最近の健康状態などに触れてみようと思う。

先ず、手指の振るえ、筋肉の痙攣(こむら返り)、激しい動悸、無用な発汗、皮膚の掻痒感、手足のしびれ、不眠、こういったアル中独特の症状に関しては皆無、もしくは軽減している。

皮膚の掻痒感は若干残っているが、アレルギーを抑える薬で収まっている。もう問題は無いのでないかとさえ感じているが、元から鼻炎を持っていたので薬の服用は続けている。

手足のしびれに関しては、今現在は無い。
これから冬を迎えて冷え症が出たときにどのようになるのか時期が来るまで分からないが、少なくとも数ヶ月前まで存在した足の痺れは感じなくなった。

筋肉の痙攣(こむら返り)に関しては全身あらゆる筋肉が攣っていたが、現在は右腕に稀に起こるだけになっているので時間の問題かと感じている。


他に、これはアルコールに起因するのかどうか、うちのドクターは診断の付け方に往生しているが、

左肩の痛み
首筋から胴回り(特に背中)にかけての無数の尋常性ざ瘡(ニキビ)

この二点に関しても気にならない程度に回復してきた。
左肩の痛みは、整形外科の診断では五十肩ではないという。で、結局は自分の考えで肩のインナーマッスルを鍛えるトレーニングを繰り返す事で改善できた。今ではほとんど痛みを感じなくなっている。

実は一番鬱陶しかったニキビ。
これも断酒一年を経過したころから軽減し始めた。今ではあまり気にならない。おそらくもう数ヶ月たてば見た目にも分からなくなると思える。ありがたい事だ。これで人並みに恋愛も出来るようになる。(笑)

それくらい嬉しい事なのだ!

アルコール性の鬱状態も今は全く無い。
パニックモドキも現れなくなってきた。
この二つの神経症に関する投薬治療はずいぶん以前から終わっている。再発も無いので完治(完全寛解)していると思われる。

不眠症に関しても、若干の睡眠障害は残っているが、現にこんな時間にブログの更新をしている。しかし、睡眠剤の服用は明らかに減薬の道をたどっている。

当初は
睡眠導入剤:ゼストロミン0.5m
睡眠剤:ロヒプノール4.0m

現在は
睡眠導入剤未使用
睡眠剤:サイレース0.5m 随時必要に応じて服用

ここまで減薬できている。間もなく不要になると思う。現に日によっては使用しない。


現在残っている症状は「逆流性食道炎」と「過敏性大腸炎」。
逆流性食道炎に関してもガスターの20の服用はほとんどしていない。
大腸炎に関しては「ポリフル」を服用している。これに関しては未だ当分手放せないような感じである。出来れば服用しない方が好ましいのは睡眠剤くらいのものである。これも間もなくお世話にならなくて良くなると思われる。


ずいぶん回復したものだ。
一年三ヶ月の完全断酒は大きな成果をもたらせてくれた!



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