アル中 −アルコール依存症との戦い−


アルコール依存症(社会生活から抹殺)  →  死に至る
この図式から正常に戻りたい。 別に死ぬことへの恐怖は無いが命ある以上まっとうに生きたい。その思いを日記に記す。

タグ:松村語録

子持ち銀河M51の超美麗写真

昨年の暮れに少し風邪気味だったので、いつもなら葛根湯を飲むくらいで医者要らずなんだが、少し気になることもあったので行き付けの内科に行った。
世間ではインフルエンザが蔓延しているのか、待合にはしんどそうな患者さん達が静かに自分が呼ばれるのを待っている。極々普通の光景だった。

ところが、年中お世話になっている精神科はまったく様子が違う、患者が元気!
とても病人には見えない!
特に酒を断ち始めて間のない人たちなど軽躁状態でこれでもかというくらい騒いでいる。
もちろん自分もその元気な患者の一人なんである。

しかし酒を断った元気なアル中でも、たまには本当にしんどい事もある。

じつは、暮れからずっと調子が悪かった・・・
鬱々とした気分に凹んでいた・・・

こういったときにはあまり人と会いたくはない。
精神科に行くときは空元気を出してでも陽気を装わないと、必ず聞かれる。

「どうしたん? 元気ないね。」 (俺、ほんまは病気やねんけど・・・)

これが、じつはとても辛い・・・
気遣ってもらった挨拶なのだが、しんどい時にいちいち説明するのがしんどい!
わがまま勝手な事やけど、しんどい時はしんどいのです。

そんなときにはどうしてもクリニックへ足が遠退いてしまう。
元気な時にしか通院できないクリニックというのも可笑しな話やけど、私の場合はそうなのだ・・・

そんな理由で先週の診察はパスした。
院内ミーティングにも出なかった。
そして今日も出かけずに篭るつもりやったけど、心配してくれる仲間が居るので断酒会の昼例会には渋々出かけてみた。

例会の最中に何度も帰ろうかと思うくらい気分は凹んでいたけど不思議なものである。
仲間の話を聞いているうちに気分が晴れてきた。

松村語録最後の53番目

 聞くは最高の治療

正しくこれだ!

おかげさまでその後、精神科クリニックにも診察を受けに行く気になれた。

M51星雲の子持ち銀河を見ているとあまりにも些細な事にばかばかしくなってくるが、酒がかろうじて止まっているだけでまだまだ感情の起伏には病的なものが残っている。

やはり、仲間から離れて孤独には生きれないようです。

「例会出席一日断酒」 ← やっぱこれが基本形かな。


断酒: 979日
禁煙:1818日
前回の飲酒未遂から:50日*
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先日、断酒会というものの詳細を仲間の方に教えていただいた。
その中で、断酒会の生い立ちのようなものと、また指針や規範となるものを知った。
実に感慨深い語録である。


高知県生まれの政治家で自らがアルコール依存症。
全日本断酒連盟を結成した人

故松村春繁氏

松村断酒語録は、高知アルコール問題研究所発行の「新聞断酒」昭和45年9月1日号に、「断酒の松村方式アンケート集」として、50項目が発表された。「このアンケートは松村先生の言動を会員が心に受けとめたものの投影ですから松村先生の言動そのものではありません。ご了承願います」とある。


松村断酒語録

1. 例会には必ず出席しよう。
2. 一人で止めることは出来ない。無駄な抵抗は止めよう。
3. 断酒に卒業なし。
4. 今日一日だけ止めよう。そして、その一日一日を積み重ねよう。
5. 前向きの断酒をしよう。
6. 例会には夫婦共に出席しよう。
7. 例会の二時間は断酒の話のみ真剣に。
8. 自分の断酒の道を見いだそう。
9. 断酒優先をいつも考えよう。
10. アル中は心身の病気である。
11. 例会で宗教や政治の宣伝をしてはいけない。
12. 酒害者の最大の敵は自分自身であり酒ではない。
13. 自信過剰は失敗のもと。
14. 失敗したらすぐ例会へ。
15. アル中は一家の病気である。
16. 断酒会は、酒害者の酒害者による酒害者のための会である。
17. 酒害者は酒のために墓場へ行くか、断酒会で酒を断つか二つの道しかない。
18. 会員は断酒歴に関係なく平等である。
19. 自覚なき酒呑みの多い中で入会された勇気に敬意を表する。
20. 断酒会員には普通の人より何か優れたところがある。
21. 節酒は出来ないが断酒は出来る。
22. 飲酒に近づく危険の予防のため自己の酒害を常に認識しよう。
23. 酒害者に対する奉仕は自分の断酒の糧である。
24. 仲間の体験をよく聞き、自己の断酒を再確認しよう。
25. 家族、同僚の協力を得るために、絶対呑んではいけない。
26. 断酒会に入会すること。
27. 最初の一杯に口をつけないこと。
28. 時間励行。
29. 仲間に励ましの手紙を書こう。
30. 全国組織の拡大につとめよう。
31. 厳しさのないところに断酒なし。
32. 実践第一。
33. 他力による断酒ではなく、自力、自覚の上に立つ断酒であること。
34. 失敗しても悲観するな、成功への糧とせよ。
35. 消極的だが初心者は酒の席に出ないこと。
36. 姓名を堂々と名乗り、断酒会員であることを明確にせよ。
37. 各人の性格の相違を認め、各人が自らの体験を通じて体得せよ。
38. お互いが欠点や失敗を話し合って、裸のふれ合いが出来るようにつとめること。
39. 酒の奴隷になるな。
40. 断酒会員であることを誇りに思え。
41. どんなことがあっても会から離れるな。
42. 条件をつけて断酒するな。
43. 酒害者を最後の一人までも残すな。
44. 素直な心で話を聞こう。
45. 一年半したら会の運営に参加しよう。
46. 私の屍を乗り越えて断酒会をますます発展さしてください。
47. 一県、一断酒会。
48. 会員は人に疑われるような場所に行くな。
49. 初志貫徹。
50. 君と僕は同じ体質だ。断酒するより他に生きる道はない。
51. 語るは最高の治療。
52. 例会は体験発表に始まり体験発表に終わる。
53. 聞くは最高の治療。


断酒を始めた頃には分からないことだらけだったが、今となっては深い意味合いを感じ取れる。多少なり断酒に対する自信が付いてきた今、妙な落とし穴にはまらないよう自戒のためにも大切にしたい語録である。



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