アル中 −アルコール依存症との戦い−


アルコール依存症(社会生活から抹殺)  →  死に至る
この図式から正常に戻りたい。 別に死ぬことへの恐怖は無いが命ある以上まっとうに生きたい。その思いを日記に記す。

タグ:断酒会

PCの復旧に意識が傾いてしまって、久しぶりのブログ更新!

最近のハードディスクの大容量化に伴って、初期化ひとつとっても大変な時間がかかる。パーティションを切ったり、移動したり、サイズ変更したり、もう時間がかかりすぎる。復旧作業の手順などに考えを巡らせている間は酒のことなど忘れているが、処理を待っている時間は手持ち無沙汰で、ついつい昔を思い出して飲みたくなる。止めて3年以上経つタバコですら吸いたくなってしまう。それほど苛々するのだ。

まぁ、まとまった待ち時間はこのようにブログの更新に当てていれば少なくともその間、酒は止まる。


ところで、断酒会の事なんだが・・・

3月末で退会予定していたが、今しばらくは続けてみることにした。
やっと、吹っ切れた!

自分の所属している会は○○市断酒連合会の**断酒会。
この**断酒会には通常の夜の例会とは別に朝例会、昼例会なるものがある。

(ちなみに例会とはミーティングの事であり、酒害体験を発表する場である。)

朝、昼の例会は断酒会旗を掲げずに、テーマに基づいたミーティングで、立っての発言、席に着いたままの発言はどちらでも可、まったくの自由。さらに、「断酒の誓い」や「心の誓い」なども唱えない。おおよそ断酒会らしくない断酒会なのである。

俺自身、**断酒会の雰囲気は大好きである。集まる人も、断酒会やAAなどグループにこだわることなく酒を飲まない事を望む人たちだけが純粋に集う自助会である。
集まる方たちも謙虚な方たちが多く、俺のような断酒初心者には見習うべき事があふれているミーティングなのである。心も落ち着く。

こんなすばらしい会を「**断酒会」が運営しているのであれば俺もここに残ってみよう。そう思ったのである。○○市断酒連合会、この運営陣は腐敗し切っているが会員みんなが腐敗しているわけではない。あくまでも一部のボンクラのために断酒会を離れていくのは腸が煮える!

これからは居心地の良い例会場を**断酒会の看板を背負って回ればよいのである。
断酒会にこだわることも無い。そう思えば簡単に答えが出た。

断酒会を退会して多くの仲間と疎遠になるよりは、割り切って会員を続け、バカは相手にせず、前向きに生き方を考える仲間と付き合っていけば良いのである。

は〜、吐き出したらスッとした!


ところで、HDのパーティション移動、まだ終わらない。
こんなに時間かかるのなら寝てる間に処理すればよかった。(汗)
少しだけ横になって、今日もFクリニックに出勤だ!

断酒328日目


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何かしらやる気が出ない。
我慢できないほどではないが酒も飲みたい。
綺麗さっぱり忘れていた飲酒欲求が、じわじわと染み出すように湧いてくる。
日替わりのように気分が変わる。
少し鬱状態のような嫌な気分や!

こんなときは飲んだら元気になるぞ、と頭をかすめる。
もちろん飲んだらあかん事は分かってる。

今のところ、自分の所属する断酒会の例会には参加している。
院内のミーティングにも参加している。
しかしテンションは低い。
飲酒欲求も出てくる。

なんでや?
落ち着いてるときと、苛ついてるときと、へこんでるときの差が激しい。
断酒会に疑問を感じ始めてからリズムが狂い始めてる。

こんなときに動くと苛々が募るのは経験的に分かってるのであまり動き回らない方がいい。
しかし、代わりに鬱状態に陥るのもこんな気分のときに多い。

最近、睡眠剤も効きにくくなってきている。
リズムが狂い始めると何もかもが逆回り始める。

まだ、ブログを更新する気になれるだけましかな?

起きてたら碌な事考えんから寝よ。
って寝れんやろなぁ。


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断酒299日目

アルコールを断ちはじめたころに比べると断酒何日目というこだわりが少なくなってきている。
毎日カレンダーに印を付けていたのに、いつの間にか数日分まとめて印を付けるようになってきた。

飲酒に対する欲求も一昔前に比べると頻繁に起きることもない。欲求が起きてもそれを押さえ込むことも難しくなくなってきた。

断酒会の退会を意識し始めてからは例会出席が著しく減ってきている。
一時はしゃかりきに例会出席していたが一種の義務感のようなものだったのか、飲酒欲求のベクトルを置き換る作業として断酒会例会への出席にエネルギーを消費していたようだ。

何か拍子抜けしてしまった!

結局、アルコールに対するアディクションを何か別のものに置き換える作業をしなくてはいけないのは間違いない。例会出席という形での時間とエネルギーの消費が減った今、何を持ってその穴埋めをするか?

ポッカリ空いてしまった穴からアディクションという「もぐら」が出てこないように・・・

幸いにも多趣味でよかった!
アルコールや薬物以外に目を向ければよいだけである。

しかし、今思い起こすとどれほどのエネルギーを飲酒に向けていたことか、恐るべしエチル・アルコール!

さて、初心に戻って一から自助グループを見直して見る必要はありそうだ。
自分がアル中であることを脳みそに刷り込む作業だけは怠らないようにしなければならない。


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断酒会退会云々に煮え切らない自分に腹立たしさを感じる!

今日はクリニックのデイケアが無い日なので、朝例会、昼例会と自助グループのミーティングに参加してきた。一応、断酒会の傘下にある自助会ではあるが趣は少し違う。

アフターミーティングで断酒会退会の意思を仲間に表明した!
腹の中を吐き出してすっきりした気分と、少しブルーな気分が同居している。
ONとOFFしか無いはずの俺の脳内には、なんとも煮え切らないグレーゾーンが存在する。情け無い!

いま、Chie Ayado をBGMにブログ更新している。
無性に、OLD GRAND-DAD 114 American Proof を放り込みたい!

消えていたはずの飲酒欲求が込み上げてくる…

ストレートをガツンと飲りたい!

やっぱり俺は根っからのアル中や!

芯は残っている。種火はまだまだ燻ぶり続けている。

どうしょうもないけど、これが俺の本性や!

しゃぁないのう、今日も根性めしたろ!

このままやったら飲ってまいそうやし、久しぶりに眠剤ODして寝るか?
そやけど、これも本末転倒やしのう!
シットアップ800回挑戦して、疲れて寝たろ?

いや、歳考えて100回で堪忍したるわ! >俺



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アルコール依存症を取り巻く業界では「三位一体」という言葉をよく使う。

1、医療
2、行政
3、自助会

この三つが揃い踏みしないことには酒害の発生を防止し酒害からの自立を支援することは難しいとされている。

医療と行政がかみ合わなければならないのは当然として、では何故に自助組織が必要なのか?

簡単なことである。要は「金」、資金の問題である。

専門医療機関には「デイケア」と称して日中のミーティングを行うのが通例であるが、「ナイトケア」を取り入れている医療機関はどれほどあるのか?少なくとも私の住む大阪市内には存在しない。単純に考えてもビジネスとして医療を考えればナイトケアの実施はコストパフォーマンスが低い。採算が取れないのが実情であると思う。しかし、24時間グローバルに動く現代社会でコンビニが活躍するように医療も24時間ケアが欲しいところであるが、医療もビジネスとして考えれば現状は困難である。

そこで行政が医療をバックアップしてくれれば24時間ケアも可能となるが、残念ながらこれに期待するのは非常に難しい。昨今問題になっている役所の予算の使い方、決定の仕方、縦割り行政でのお役所仕事では新しい事業を開発することは無理。それ以前に収支のバランスがとれずに財政に破綻を迎えることの方が現実味あり。

結局はボランティアしかないのである。

医療のデイケアだけでは、社会復帰したときに「集団精神療法」を受けることが難しくなる。夜勤の仕事でもすれば可能ではあるが、一般的な職種では医療機関からのデイケアは受けれない。

これが自助会の必要性であり、ナイトミーティング、夜間例会の必要性なのである。
AAと断酒会、一般的にはこの二つの自助会が存在する。前者は自主性重視、後者は組織性重視、もっと違った特色はあるが大雑把な分け方で行くとこういったところだと思う。そしてお互いに一長一短がある。

では中間は?
存在するが非常に少ない。そして存続が短命である。
理由は資金労力などの基礎体力が持たないこともあるが・・・

圧力をかけられるのである!
潰されるといった方が分かりやすいかも知れない。
争いは避けたいので詳細は割愛させていただくが、残念ながら現実なのである。

世間から目立たぬ小規模のグループを立ち上げることはさほど難しいことではないと思う。しかし、細々と身内だけでのミーティングでは当人同士の回復に行き詰まりが現れることは必至。外部からの息吹無しで活性化はありえない。

ならば、敢えて、

いつでも、かかってこんかい!

やはりこれしかないのか?
穏便に心静かにに回復に取り組みたい。
もう少し時間をかけて考えれみようと思う。

間もなく断酒294日
無理なく酒は止まっている。


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飲酒欲求は落ち着いている。

断酒に対するつまらぬ自信、過信かも知れないが、気を引き締めてさえ居れば飲酒に走ることはないと思う。苛々も少なく、けっこう心は穏やかであるが、精神的な状態は決して良いとはいえない。

物事、白黒はっきりつけたがるアル中が多い中、俺は典型的にそのタイプのようだ。
先日から物事に結論を出すとき、白黒の判定だけではなくグレーゾーンを設けるように己の心を調教している最中なのだ。

しかしこれがなかなか大変な作業で、長年に渡って形成されてしまった性格を変えることは難しい。当たり前ながら短期間の訓練でどうこうなるはずはない。そのうえ、アルコールという薬物が脳みそに何がしかな影響を与えていることも避けては通れない。更に、酒を断つことで解決の一助に果たしてなるのかどうかの保証もない。


ここ最近、ブログのネタ詰まりといいながら「断酒会ネタ」で切り抜けてきているが、実際には自分の中では大問題なのである。

こんなアル中の戯言のようなブログにもありがたいことに読者の方がいらっしゃる。おそらくはアルコールに何がしかな問題点をお持ちの方が多いはず。そのような読者の中には断酒会ネタに反発を感じておられる方もいらっしゃると思う。かなりの批判を受けることを覚悟してはいたが、今のところご批判を受けるには至っていない。

今後どのような展開になるか予測も出来ないが敢えて書かせていただく。


俺は、断酒会を退会する!
(実際には3月度の会費を払い込んでしまったので3月末日をもって退会予定)


先に付け加えておくが、俺は断酒会を誹謗、中傷する気持ちはない。
全国の断酒会が同様であるとも思わない。
大半の断酒会会員は純粋に酒を止めるために頑張って例会出席していることも事実である。

しかし、俺の所属する○○市断酒連合会の運営に携わる一握りの人達は会を私物化している。もちろんそういった輩なので見習うべき点はまったくなく、指導者としての魅力も一切ない!


連合会規約(会則)

第3条 本会は「継続的断酒」及び「酒害の再発防止」を目的する自助組織団体である。と同時に、○○市域において酒害に悩む者の自立更正を援助し、社会復帰の促進を図り、市民の精神保健の向上と社会福祉の増進に寄与するものである。



と、このように立派な建前はあるが、実際は一部の人間の(名誉欲?)独裁的な運用で成り立っているのが実情である。乱用、私物化といった状態にある。

俺は純粋に酒を止め続けたいのである。
そのために断酒会に入会し、例会出席しているのである。
しかし真面目に深く取り組みすぎてしまった。
組織のあらが見えすぎてしまったのである。


一緒に頑張っている仲間と離れるのは辛い!

色んなことを教えてくれた先輩と離れるのは辛い!

しかし、腐りきった組織に献上金を納め、その腐りきった組織の上位組織に上納金を納めるなんて考えただけでもおぞましい!

腹立たしさからスリップしてしまうのは見えている!


俺は断酒会を退会し気に入った例会にのみ一般参加という形で参加することにする。
例会運用に支障の無いよう、腐った組織への「会費」としてではなく、地域の例会場への「献金」というスタンスで例会出席することにする。

小さな抵抗かも知れないが、自分自身の精神衛生上このような形があっても良いのではないだろうか?

些細な抵抗でも積み重なれば大きな改革に結びつくと思う。
どうせ「会」そのものが砂上の楼閣、崩れるも必然、存続するも必然。
自然な形で淘汰されると考えている。



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酒を断って今日で290日

今日はなんとか穏やかに1日が終わりそうだ
飲酒に対する欲求はまったくない
ドライドランクの症状もない

こんな状態がずっと続いてくれれば社会復帰も射程距離に入る。

断酒のモチベーションを維持するためにも、自分がアルコール依存症者であることを脳みそに刷り込まなければならない。そのためには、精神科クリニックのデイケア(院内ミーティング)や自助グループのミーティングに参加する必要がある。もうすでに分かりきっていることである。

院内のミーティングには週4日、欠かさず出席している。更に、AAミーティングや断酒会例会にも出向いていた。
本当は、それほど頻回に出席する必要はないと思うが、社会復帰したときにはおそらく時間的にクリニックのデイケアには参加できなくなる。そのためにも夜間例会、夜間ミーティングなど自助グループとつながる必要があった。

過去形なのは、今日から断酒会例会へはしばらくの間出席しないことにした。
昨日の日記に書いたとおり、断酒会という組織に疑問を感じ出したからである。

年々、断酒会の会員数は減少傾向にあるらしい。
会運営に危機感すらあるようだ。


そりゃぁ、そうやろうなぁ!
断酒会お気に入りの俺が退会を考えているくらいやから、会員が減って当たり前と思う。
アル中がアルコール依存症であることを否認しているのと同じで、断酒会という組織は運営のやり方に間違いがあることを認めないようだ。


誤解のないようにもう一度書かせていただくが、全国の断酒会すべてがそういったわけではない。また、断酒会会員が全てそうだというわけではない。

○阪市断酒連合会の運営のあり方、もしくはそれに携わる一部の人たちの考え方のお話である。


長期間酒を断って素面の生き方を長らく続けることで、立派な人格に回復する人もあれば、

「私は○○年アルコールを飲んでない立派な人間です。だから私の言うことは立派なことなので黙って言うことを聞いていればいいのです。」

的な勘違いした人格を形成してしまっている者も居る。

こういった輩が会の運営側に居ればどうなるか?

「自明の理」である。

「明白」ともいう。


我々、アル中はまともな人間ではない。
酒を断ちはじめて半人前。
一人前にまで回復できるのはそのうちの極少数だと思う。

人との付き合い方に距離を持つ必要があるのと同様に、会との付き合い方にも距離を置く必要があるのかもしれない。

きっと優等生的なアル中は、そのように上手く世間を泳いでアル中業界を世渡りするのだろう。もっともアル中に優等生も糞もないとは思うが・・・

さて、俺はアル中業界をどうやって生き抜いて行こうか?

酒は止まった。
次は断酒継続がテーマだ!



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今更ながらやけど、断酒会って何やろ?
俺は今までその名のごとく、酒を断つ目的を持つ者達の自助グループと思っていた。

少し前から感じ出していたが、統制も取れていないただの半端もんの連合組織ではないのか?
納めた会費から上位組織に上納金を積み上げていくだけの「組織ごっこ」と違うんか?

昨夜、出席した合同例会でその疑問が爆発してしまった。

本来の自助グループの目的を忘れて、組織を維持することだけに目的がすり替わってしまっている。断酒会全てがそうでは無いと思いたいが、少なくとも「大〇市断」の上層部は腐敗している。

なんかなぁ、こんな気持ちでは断酒会員を続ける気持ちにはなれない!

せっかく順調に酒が止まりだしたのに・・・

はっきり言って、〇阪市断酒連合会には失望した!

さて、どうしたもんか?

酒を止め続けていく上で自助グループの必要性は十分に感じているが、腐った組織にしがみつくほど落ちぶれてはいない。一晩かけて仲間と語りあったお蔭様で、脳みそのクールダウンは出来ているが解決策は見当たらない。

飲酒欲求が湧いてこないのがせめてもの救いか!

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断酒会の皆様

何度もソフトボールのお誘いいただきながら、練習参加もせずにすみません。
仲間の行事に参加することも大切な断酒道、分かっております。

しかし、野球できないんです、俺!
ルールも知らないし、ちょっとトラウマもあって覚える気もないのです。
でも、仲間の顔は見たいので練習を見に行くだけなら今日のように見に行きますよ。

しかし、あれほど集まりが悪いと知りませんでした。
5人と4人のチームで練習するとは・・・
本当なら、私が入れば5人どうしでゲームできたのに・・・
たしか9人でやるんですよね野球って?
頑なにお断りして申し訳ありませんでした。

本当に野球は駄目なんです。
万能な私にも欠点はあるのですよ。(汗)

他のスポーツやりません?
キャッチボールとか、テニスとか、格闘技とか・・・
カヌーとか、サーフィンなんかやったらとっても嬉しいんですが・・・
野球だけは、付き合い悪くてすみません。

でも、今日も一日お酒はとまりましたよ。
寒くて熱燗を飲みたいなんて言ってしまいましたけど・・・


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頑張るな! ほどほどに! のんびり気長に!

よく言われる言葉です。クリニックや自助グループでよく言われます。しかし私はこれらの言葉はあまり好きではない。意味合いは分かる、特に最近分かるようになってきた。でも、やはり好きにはなれない。

酒を止めるのは根性と仲間の力やと思っている。
それに、「根性」は命がけくらいな気構えがないとあかんと思っている。安っぽい命やのうって言われることもあるけど、酒より安い命でもいい。酒止めるにはそれくらい気合入れてかからんとあかんと思うし、そうしてきたからこそ現在止まっている!

クリニック内でも特に気のあう仲間がいる。もう神様のように長い断酒歴を持つ仲間から末席あたりの自分と更に新規加入の仲間まで「もぐら」って、私が勝手につけたグループ名の仲間たち、老若男女混合チーム。

その中でも時期を同じくしてクリニックにつながり、一緒に酒を断ってきた男同士の仲間がいる。「命がけコンビ」である。実は最近、命がけの根性を見せてくれる男がひとり加わってトリオになった。クリニック内でも変わり者の組み合わせかも知れない。

しかしこの気合がいいのだ!
お互いに、かっこ悪うてスリップできない!
良い意味でのツッパリ合いなのだ。


断酒会でよく聞く言葉にこんなのがある。

「出席するまでは嫌々でも、帰りは風呂上りのようにさっぱりする。」


そんなあほな事あるかい!
って思うが、今日はそんな感じがあった。

命がけトリオの片割れと、隣の市断の例会に出席した。
帰りに一緒に晩飯食って電車で語りながら帰ってきただけで、実に風呂上りの気分になっている。本当に不思議なことやけど、今日は絶対に酒は止まると確信できた!

本当は今までが断酒ごっこで、これからが頑張りすぎずに焦らずゆっくりのんびりと、という事は分かっているが、やはり年を食っても俺は男子。根性ごっこは好きである!

断酒236日達成!



おかげさまで今日も酒が止まりました。
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今繋がっているクリニックへ通い始める前に、一度別の専門医の診察を受けたことがある。
大阪では名前の通った名医とのことだが、自分とは合わなかった。飲酒に何とか歯止めをつけたくて保健所に相談した挙げ句、かかりつけの内科医に紹介状を書いてもらった上で、切羽詰って門戸を叩いたのだが、アル中を犯罪者のように扱う医者だった。

アル中でもない奴に、アル中の気持ちが分かってたまるかい!

糞医者に頼った俺がアホやった。そう思った。

結局、その日は浴びるほど飲んだ。今考えたらこれも飲酒に対する理由付けだったかも知れない。しかし、アルコールを切れない自分を何とかしたいという気持ちがあったことは間違いないのだ。もうどうでもええわという気持ちと、やはり何とかしないと、という気持ちが交錯し今のクリニックを受診する。

幸いかな、今繋がっているクリニックのドクターとは波長が合い、その日に「断酒」を決意し現在に至る。奇跡的な出会いと思う。ここはドクターを筆頭にワーカーも看護師も携わる人すべてがアル中というものを良く勉強している。もちろん最初の医者も名医といわれるからには勉強はしているはずであるが、俺にとっては何かが不足していたのだ。やはり相性というものは存在すると思う。

これほど満足している今繋がっているクリニックでも、所詮はドクターを筆頭に医療者全員、アル中からの回復者ではない。残念ながらアル中の気持ちを理解しきることは出来ないのである。また、求めること自体無意味なことなのだと今となっては思う。

クリニックに通い、ドクターの診察を受ければ受けるほど、やはり所詮ドクターは専門医といえどもアル中ではない、仲間ではないことを痛感する。ワーカーに対しても同じである。他の専門外の医療者に比べると雲泥の差ほどにもアル中を理解してはいるが、やはり残念ながら仲間ではない。

行き着くところ、経験を分かち合えるのは酒害者当人同士でないと無理なのである。仲間同士でないと理解できないのである。自助グループへの参加が重要なのはここのところにあるのだ。

結局のところ酒害者同士でないと理解できない領域がある。この領域を共有することが集団精神療法の所以たるところであると最近自覚できるようになってきた。

断酒会でも、AAでも、院内のミーティングでも、どこかに繋がっていないと断酒のモチベーションは維持できない。癒しもない。当然、回復もない。仲間に繋がっていけるということはありがたいことである。このブログで繋がっている方たちにも感謝している。自分にとっては大きな砦になっているのだ。

おかげさまで、今日も一日無事に過ごせそうだ。



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先日、断酒会というものの詳細を仲間の方に教えていただいた。
その中で、断酒会の生い立ちのようなものと、また指針や規範となるものを知った。
実に感慨深い語録である。


高知県生まれの政治家で自らがアルコール依存症。
全日本断酒連盟を結成した人

故松村春繁氏

松村断酒語録は、高知アルコール問題研究所発行の「新聞断酒」昭和45年9月1日号に、「断酒の松村方式アンケート集」として、50項目が発表された。「このアンケートは松村先生の言動を会員が心に受けとめたものの投影ですから松村先生の言動そのものではありません。ご了承願います」とある。


松村断酒語録

1. 例会には必ず出席しよう。
2. 一人で止めることは出来ない。無駄な抵抗は止めよう。
3. 断酒に卒業なし。
4. 今日一日だけ止めよう。そして、その一日一日を積み重ねよう。
5. 前向きの断酒をしよう。
6. 例会には夫婦共に出席しよう。
7. 例会の二時間は断酒の話のみ真剣に。
8. 自分の断酒の道を見いだそう。
9. 断酒優先をいつも考えよう。
10. アル中は心身の病気である。
11. 例会で宗教や政治の宣伝をしてはいけない。
12. 酒害者の最大の敵は自分自身であり酒ではない。
13. 自信過剰は失敗のもと。
14. 失敗したらすぐ例会へ。
15. アル中は一家の病気である。
16. 断酒会は、酒害者の酒害者による酒害者のための会である。
17. 酒害者は酒のために墓場へ行くか、断酒会で酒を断つか二つの道しかない。
18. 会員は断酒歴に関係なく平等である。
19. 自覚なき酒呑みの多い中で入会された勇気に敬意を表する。
20. 断酒会員には普通の人より何か優れたところがある。
21. 節酒は出来ないが断酒は出来る。
22. 飲酒に近づく危険の予防のため自己の酒害を常に認識しよう。
23. 酒害者に対する奉仕は自分の断酒の糧である。
24. 仲間の体験をよく聞き、自己の断酒を再確認しよう。
25. 家族、同僚の協力を得るために、絶対呑んではいけない。
26. 断酒会に入会すること。
27. 最初の一杯に口をつけないこと。
28. 時間励行。
29. 仲間に励ましの手紙を書こう。
30. 全国組織の拡大につとめよう。
31. 厳しさのないところに断酒なし。
32. 実践第一。
33. 他力による断酒ではなく、自力、自覚の上に立つ断酒であること。
34. 失敗しても悲観するな、成功への糧とせよ。
35. 消極的だが初心者は酒の席に出ないこと。
36. 姓名を堂々と名乗り、断酒会員であることを明確にせよ。
37. 各人の性格の相違を認め、各人が自らの体験を通じて体得せよ。
38. お互いが欠点や失敗を話し合って、裸のふれ合いが出来るようにつとめること。
39. 酒の奴隷になるな。
40. 断酒会員であることを誇りに思え。
41. どんなことがあっても会から離れるな。
42. 条件をつけて断酒するな。
43. 酒害者を最後の一人までも残すな。
44. 素直な心で話を聞こう。
45. 一年半したら会の運営に参加しよう。
46. 私の屍を乗り越えて断酒会をますます発展さしてください。
47. 一県、一断酒会。
48. 会員は人に疑われるような場所に行くな。
49. 初志貫徹。
50. 君と僕は同じ体質だ。断酒するより他に生きる道はない。
51. 語るは最高の治療。
52. 例会は体験発表に始まり体験発表に終わる。
53. 聞くは最高の治療。


断酒を始めた頃には分からないことだらけだったが、今となっては深い意味合いを感じ取れる。多少なり断酒に対する自信が付いてきた今、妙な落とし穴にはまらないよう自戒のためにも大切にしたい語録である。



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今日もいつものようにクリニックに出勤。

本当に出勤している感じだ。休診日の木曜と日曜以外は毎日精神科に通っている。
診察は、月、水、金。点滴は休診日以外毎日。院内ミーティングは月、火、金、土。
水曜日には上手い具合にクリニックの近くで断酒会の昼会がある。要するにクリニックへの出勤日は必ず午後にミーティングがあることになる。で、金曜の夜は地元断酒会例会。といっても未だ入会していないので、客分での出席。

もうボチボチとどこかの断酒会に入会しないと気まずいと思いつつ、ジプシーを続けている。AAは自分には合わないようだが100%切り捨てたわけではない。でもおそらくは断酒会の方向になると思う。

地元断酒会の例会会場は我が家と一本の道路を隔てた真向かいのビル。近すぎて便利極まりないが、この会の会員さんは地元に住んでいる人がほとんど居ない。職場が近所という関係の方が大半なのである。会長さん自身が他の地区に住んでらっしゃる。私の住んでいるところがオフィス街なので仕方の無いことなのだが、何かあったときに近くに仲間が居ないというのはなんとも心細い。そんな事情で隣の地区の断酒会を検討している。

ここ最近の調子はよい。特に今日は!
このペースで断酒が続けば社会復帰の目処も立ちそうだ。
問題は院内での対人関係、これを解決しない限り自分自身の回復は無い。
些細なようで大きな落とし穴だ!
自分自身の答えは出ているが、なにぶん相手のあることだけに展開が読みにくい。
他人に踊らされるのはもうこりごりだ!

マイペースで行きたい。

今日一日頑張れば、断酒147日



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大阪市中央公会堂にて、12:00〜15:30

府断の41周年大会に参加してきた。凄い人の数!
700人以上らしい。同じクリニックからでも数名しか参加してないのにこれだけの人数が参加してるということは、いかにアル中がたくさん存在するかということだ。しかも、断酒会、専門医に繋がっていないアル中を考えれば相当な数になる。

ま、はっきりいってただの「お祭」である!
ごく一部の時間を割り当てられた体験発表以外はたいした意味の無いまつりごと。

府知事代理のスピーチ。
市長代理のスピーチ。
来賓の過半数が「偽者」。
形だけの事業である。

ま、しかし、断酒を続けるためのモチベーションは高まる。
それと、各地区合同の例会や今日のような大会に参加して顔を売っておくと断酒会巡りのときの「敷居」も低くなるというものか、などとも考えれる。

いづれ社会復帰し、クリニック通いも無くなり、デイケアからも離れることになれば自助グループとの繋がりが無ければ断酒に失敗することは必至なので、今、顔を売っておくことは無意味では無さそうだ。

といいながら、来週は大阪市断酒連合会。
2週も日曜日を費やすのは少し気が引けると感じながらも参加を心に決めていたりもする。


今晩スリップしなければ、断酒117日



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断酒67日目

現在通っているアル症専門クリニックでは、午後から仕事をすることを前提に治療方針を立ててもらっている。

月、水、金は、診察&点滴&「基礎講座」(酒害の勉強会)
土曜日は、点滴&「サタデーミーティング」(酒害の体験談発表会)

どれも午前中で消化できるようなスケジュールです。

ところが、現在「お尻療養中」のため仕事はしていないので午後の院内ミーティングも参加し始め、どっぷりと精神科通いしているわけです。逆に依存気味!

で、気が付くと「基礎講座」は3ヶ月で卒業させられてしまう訳です。もう余りあとが無い。精神科への通院に依存気味の自分としては焦りを感じ始めたわけである。

で、自助グループに繋がらなければと「断酒会」「AA」巡りを始めることにしたんです。
ということでついに地元断酒会の例会に昨夜デビューしました。


初めての断酒会へいきなり独りで参加するってのもけっこう緊張するもんですね。まぁ、でも根性決めて参加して良かったですわ! どんな事するとこかも分かったし、誰も噛み付いてくるわけでもないし、けっこう暖かく迎え入れてもらえたし、なんと言っても会員の酒害体験談よりも、家族会の方の体験談が堪えた。

女房(過去の存在)に酒に対してなんぞ言われたら聞く耳すらなかったし、キレていた。キレなくともイラついていたし、大量飲酒に磨きがかかっていた。が、他人様の奥様の話は第三者として聞くので、辛辣に真摯に受け止めることが出来る。ほんまに堪えたなぁ。

いまさら反省しても後の祭りやけど、まぁ反省せんよりはした方が良いかと思ったりしてる訳です。たった2ヶ月アルコールを断つだけで、頭の中身が少しだけ変化してるようですわ。薄皮を一枚ずつ剥ぎ取るように・・・

なんか改めて「酒」の恐ろしさを思い知らされてしまった。十代から延々と飲り続けてきた「酒類」の正体が、「エタノール」という薬物の混入した飲み物であることを・・・

しかし、俺の体って頑丈に出来てるなぁ!
おそらく飲酒し始めて以来、3トンのエタノールは摂取していると思う。35度の焼酎なら約9トン。そう考えると今現在まだ生きてるのが不思議になる。

頭の中身も性格も、生まれつきのものなのか、アルコールによって形成されたものなのか、
考え出すと疑問だらけだ。

狼が先か?羊が先か?

俺って、どちらの皮を被ってるんやろ?



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