先日ってもう何日もたつけど、何年ぶりやろ?
多分10年近く、ほんまにずいぶんご無沙汰の友人と会った。

彼はアル中ではない。
アル中やシャブ中でない人間とゆっくり過ごすのは久しぶりである。

積もり積もった話を延々と酒も飲らずに深夜まで語りあった。

彼は元々アルコールを好むタイプではない。いわゆる機会飲酒というのをほんの付き合い程度に軽く飲るだけだ。しかし、彼も煙草は吸っていたが今は止めていた。

どうもタバコを止めるときには、いつも吸っている場所にペットボトルのお茶を置き、吸いたくなったらお茶を飲むという形で「作業の置き換え」を徹底して実行したという。これはアディクションの置き換えである。

喫煙という薬物依存症を、お茶を飲むという無害の作業に置き換えたのである。
もちろんタバコもニコチンという薬物の依存である以上、退薬症状(離脱症状)は起きる。私の場合は約2週間、退薬症状に苦しんだ。彼もそれくらいかかったという。

薬物がウォッシュアウト(退薬)するには2週間が目安のようである。
退薬してしまえば精神依存を克服する段階に入る。早い話、身に付いてしまった癖を直すようなものかな?少し違うかもしれないがそこんところは有耶無耶でご勘弁ください。

私も良く似た方法で禁煙を成功させた。
代替とは思えないほど糞不味い「禁煙草」というニコチンの無いタバコモドキを吸い、根性でニコチン中毒を乗り切り、退薬後「パイプ」をくわえるという作業に置き換え、その後ガムを噛むという作業に置き換え、色々試行錯誤を繰り返しながら禁煙に至って間もなく禁煙1315日、禁煙は成功している。


何処にでもあるような方法やけど、アディクションを別の作業に置き換えるという点では教科書どおりの方法なのである。

シャブを止めるために酒の酩酊に置き換えたという仲間もいる。
これも一つの評価できる方法であるとは思うが、次に酒も断たなくてはならないようになってしまった。これがアディクションのもぐら叩き!

叩かれないもぐらに置き換えればよいのである。


私の場合、最初はとにかく忙しく過ごした。
通院と仕事に追われるように過ごす事で酒を飲む時間を無くす様に努めた。
口が寂しいときはいつも飴玉をほおばっている。
これは今でも続けている。いつも飴玉を袋に入れて持ち歩いているのだ。
大阪のおばはんみたいや!って仲間に言われながらも「アメちゃん」に置き換えている。

今は、ウォーキングに毛がはえた程度のジョギングをしている。
お散歩の延長程度のサイクリングも続けている。

これが結構、飲酒に対する作業の置き換えになっているのだ。
今、飲み始めると息が上がって走れなくなるのは目に見えている。
せっかく少しずつ走れる距離が伸びてきているのに、今更飲酒で体力を無くしたくない。

酒と相反する嗜好に依存するのがベストではないかと感じている。

飲酒に変わる健全な依存対象、何かお勧めがあれば教えていただければ幸いです。



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