こんばんは、アル中のsyousukeです。


私は、心の底から本音だけを正直に吐き出すことのできる例会が好きです。
そして、飾ることなく正直に体験を話す仲間を大切に思っています。

そんな例会があるからこそ断酒継続できているのだと思っています。
われわれアルコール依存症と診断されている者にとって、酒を手放して生きていこうとする仲間の存在は絶大です。この渦の中でしか我々は生きていけない。そう思っています。

しかし私は断酒会という組織を好きになれない。

完全断酒できていないのを知ったうえで断酒継続表彰してみたり、酒の止まっていないアル中を役員にしてみたり、資格の無い人間にセミナーを受けさせてみたりと、一部の幹部の私利私欲のためにやりたい放題が横行する。こういった組織を好きになれるわけが無い。

実際には腐った幹部も世代交代し、組織の浄化は進んではいるようだが、一度腐敗した組織を正常化するのは簡単ではない。そして、組織の腐敗臭を嗅いでしまった俺自身の懐疑心を払拭する事もとても難しい。

現実問題として、会員数が年々減っていくのにはやはりそれなりの理由があっての事。問題の解決を先送りにして、減るから新規入会員を増やすでは付け焼刃に他ならない。


今日、ホームの例会ではなく、地域の合同例会に出席してみた。
もう何年ぶりかなぁ、4〜5年ぶりくらいか?

断酒表彰が行き成り3年表彰からはじまって、5年、間が飛んで20年くらいやったかな? それから30年選手と…

要するにずっと続いてる古参は残ってはいるが、新しい人は続かないという事。
3年、5年の中堅はとりあえず残ってはいるが不安定というところか?

『断酒会は社会の縮図』なんてよく言われるが、まさしくその通り。
完全に老齢化して、残っているのは古参のみ、見慣れぬ新人さんにはほとんど出会えなかった。

腐った輩もほとんど見かけなかったが、言い換えれば差し障りの無いように穏便に組織を運営する保守派が大半という感じで、魅力の無い組織に曇り果てている。(保守派というのは体験談も差し障りの無い程度のことしか語らないし、酷いのになると嘘で塗り固める)

他に代わりになるものが少ないから仕方なく断酒会に席は置いているが、ぼちぼち見切りをつけて代わりを用意しないとあかんよなぁ…

さてどうしたもんか。



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