断酒340日目

一月ほど前にスポーツクラブに入会して、ハードな飲酒でなまっくらになってしまった体をリハビリするために軽くトレーニングを始めた。

先ず精神科クリニックに出勤することが一日の始まりで、後はジムで汗を流すか自助グループに参加するかが日課になっている。

昨日は少しきつめのウエイトをこなしたので今日はトレッドミル(ランニング)とシットアップのみ。昼飯抜きでトレーニングしたのでまるで欠食児童のように腹ペコ。

もともと菜食系の俺でもトレーニングの後は肉類を欲する。
体って不思議なものですねぇ。
しかし、ぷにぷにしたウエストのためにもお魚系にしようと回転寿司屋に入る。

孤食ってのは寂しいもんですなぁ。
毎度のことやけど、ロンリネスは飲酒欲求に結びつくのか?
まぁ、大丈夫ですけどね。さすがに店内のメニューのローアルコールビールの文字には目が釘付けになってしまった。

さすがに一昨日の日記で白状して初心に舞い戻ったところである。

「お茶」で我慢!

別に何の辛さもなく食い気に走った。

でも、店員が真っ先に「先ず、お飲み物を伺います。」って聞きに来たのには閉口してしまった。明るいうちからの飲み物はお茶やろ!

こんな時間から酒飲むのはアル中しか居らんやろ!
お茶でええわって、偉そうにまるで俺はアル中とは違うと言わんばかりにお茶をリクエストした。

隣のカップルは生ビールを飲んでいたが、明るいうちから飲んでたらアル中になるぞ!

って心の中でつぶやきながら、俺って偉いやん。と褒めておいた。


酒を断って2〜3ヶ月のころ寿司屋に行ったことがあるが、実に鉄壁の構えで挑んでいた。根性だけで酒を我慢していたのだ。

懐かしいなぁ、今は一人で寿司屋に入っても、鎧兜を着込まなくても、酒なしの食事が普通に出来る。いつの頃からかな、こんな状態になったのは?

やはり、断酒が安定するのには1年は必要なようである。
時間が経てば経つほど、昨日までの不安定な自分を塗り替えているように感じる。

薄皮が一枚一枚剥がれていくように、というのはこういった感覚なのだろう。

何とか今日も無事に素面で過ごせそうです。



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