アル中 −アルコール依存症との戦い−


アルコール依存症(社会生活から抹殺)  →  死に至る
この図式から正常に戻りたい。 別に死ぬことへの恐怖は無いが命ある以上まっとうに生きたい。その思いを日記に記す。

タグ:ドラッグ

ドクターから睡眠剤の休薬を告げられて2週間経った。

俺って本当に優秀な患者やなぁ!
医者に言われるまま、眠剤の服用を止め、数百錠ストックのあるハルシオン、アモバン、ゼストロミン、ロヒプノール、サイレースなどをODする事も無く、昔から持ってるリタリンなんかも悪用せず、ほんと精神科のドクターにとっては扱いやすい良い患者やわぁ。関心、関心!

結核治療の名残の咳止めも乱用する事無く、なんて優秀なジャンキーなんでしょう!


眠剤の服用を止めて5日間ほどは睡眠のリズムは狂った。
しかし、寝れなくとも寝不足の状態でいつも通り行動しているうちにリズムは取り戻せた。今はもう眠剤無しで問題なく眠れる。

やはり、軽度の眠剤依存に陥っていたようだ。
気持ちの上で眠剤に頼っていたのがよく分かる。
あのままずっと服用していても怖い薬ではないが、また多少依存したところで退薬時に苦痛を伴うような中毒症状はないと思うが、不要な化学物質は摂取しないにこしたことはない。

無駄に肝臓を働かせる必要は無いのだ。
今までこれでもかっていうほどに働いてもらって、まだこの上、いたずらに働かせるのは忍びない。

せっかくナチュラルもケミカルもドラッグを断ち、最大の敵アルコールを手放して、厄介なタバコまでおさらばしたのに、つまらぬ薬剤を服用し続けて老化に拍車をかける必要はない。

せっかく取り戻した健康、より一層アンチエイジングに磨きをかけて、拾った命を大切に楽しく使い果たしたいと思う。

最近、日増しにクリーンになっていく俺って偉い!

誰も誉めてくれへんから自分でご褒美上げておこう。(笑)



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コメントにも書き込んだけど、昨日クリニック繋がりの仲間達と日帰りで海水浴&バーベキューに行って来ました。

メンバー構成はアルコール依存症5名(内2名はギャンブル、ドラッグ、買い物などのクロスアディクション)、元覚せい剤依存症(現在は立派に更正、執行猶予も完了!)1名、依存症の無い正常者1名の大人7名、小学生(もちろん健康な可愛い女の子)1名、名犬ラッシー1匹の珍グループです。依存症6名は大なり小なり全員「鬱」と「パニック症」をもっています。

今回は珍グループのため特別ルール有りなのです。


ルール1 : アルコール飲用禁止(ノンアルコールビールも含む)
ルール2 : 覚せい剤使用禁止
ルール3 : 毒キノコ飲食禁止
ルール4 : 合法非合法に関わらずドラッグのOD禁止
ルール5 : ドタキャン有り
ルール6 : 雨天決行
ルール7 : 最悪、電車でも各自工夫して現地集合。
ルール8 : 携帯は絶対忘れない事

ちなみに「OD」とは、オーバードーズ (over dose)の略で、ラリる目的で薬物を多用する事と思っていただければよいです。(ここの読者には蛇足かも?)


なにぶん正常者は大小2名と1匹だけなので、何時何処で誰が鬱るか、パニクるか分からないので正確な予定が立てれない。配車通りに、人のピックアップもどうなるか分からない。

一応役割分担は事前に決めてあるが、肉なしのバーベキューになったり、材料はあっても道具が揃わなかったり、車が迎えに来なかったり、考えられることは色々である。頼れるのは携帯のみ。ディープに鬱ると携帯の電源ブチカットというのもありうる。

事前の天気予報では、当日は曇りのち午後、雨(60%)。最悪のパターンだが、どうせ何が起こるかわからないメンバー構成なのでとにかく決行!

さらに、何時、何処で、誰が、最初の一口(アルコール)、最初の一発(シャブ)やってしまうか分からない。考えてみると恐ろしいツアーであった。


しかし結果は、前日夜通しの雷雨。当日夜からの雷雨。その間の「曇り時々晴れ」の間に実行できた。

断酒のご褒美?

執行猶予中、シャブから更正のご褒美?

大麻禁煙のご褒美?

何かよく分からないがすべてが順調に進んだ。
現地到着すぐに、私とアル中A氏とでタープの設営。ブルーシート1枚半の敷地にヘキサウイングのタープを巧みなロープワークで日陰を作る。まるでボーイスカウトばり!

で、後続メンバーが到着。いつもは私が火の元責任者なのだが、正常者である長老が炭をおこす。これまた、ボーイスカウトばり!この間、女性陣とお子ちゃまはすでに水浴び。

昔の我々なら、既に缶ビールのロングを5本は空けていると思う。しかも作業ペースはもっと、もっと遅いはず。素面でやると実に作業効率が高い!

当たり前のことが当たり前でないのが我々の仲間。酒を飲らずに作業することの辛さが実に楽しい!矛盾しているが苦しいけど楽なのである。やはりこの感覚は「仲間」でないと理解しあえないと思う。きっと自助グループに繋がることを医療関係者や多くの仲間が強く勧めるのはこういったことを指すのだと実感する。

すると間もなく女子たちは腹を空かせて遊泳から帰ってくる。早くバーベキューはじめろと催促される。

オイオイ、それは女の仕事やろ!

と、思いながらもシャブ中、アル中、ラリ中、の女が揃うと恐ろしい。
何とかご機嫌を損ねぬようキャベツとニンジン、ピーマン、玉ねぎのカットを依頼するが、結局は洗っただけ。カットはアル中A氏。で、様子を見に行った俺はカット野菜の運び屋。結局、男3人でほとんど用意し調理(長老)する。ま、楽しいからええけど!

お子ちゃまを計算に入れても平均年齢は半世紀かな?
バーベキューの間は、「ディープパープル」や「つボイノリオ」などノンジャンル懐メロに徹底してBGM。会話の中心は自分たちの経験した幻視幻聴の類の体験談。まるでAANA断酒会をごっちゃにした自助グループである。

俺は純粋なアルコール依存症であるが、若気の至りでシンナーから各種ドラッグをたいがいのものは経験している。「アマニタ・パンセリナ」(テングタケ)ではないが、毒キノコはバリ島で「マジカルマッシュ」を経験している。一応「ワライタケ」もやってみた。

シャブ中B女子は俺と同年齢で、シャブ暦30年のつわもの。やはりオールジャンルの経験者であるが、依存症の診断は「覚せい剤」のみ。純粋なシャブ中である。なぜか非常に気が合う。依存の対象は違うが、16さいころからの環境が非常によく似ているのだ。

A氏とC女子は俺と同じく純粋アル中、W女子とS女子はアルコールを柱にした多重依存症。C女子のご主人は精神科とは縁の無い長老で元教職者。長老にとっては妻の友人達の会話は尋常ではないはず。


俺が、チョコレート極めてタブレットODしてた時の話をする。

ちっちゃい「おもちゃの兵隊さん」が

ワジャカジャワジャカジャ、ワジャカジャワジャカジャ、

と言いながら鉄砲担いで行進してくる。しかしツレはじっと段ボール箱を見ながらなにやらチャンネルを変える様な仕草をする。で、俺に何してるねんって聞く、

お前、あれ見えへんのか?
小人の忍者が天井を飛び回りながら手裏剣を投げてきよるやろ!それをよけてんねや!

ほんまや、とツレも一緒に手裏剣をよける。で、一緒に砂嵐しか写らないテレビのチャンネルを変える。

するとシャブ中B女子は、私は「妖精」。
ポンプを入れてる引き出し開けると、パァーっと小さな妖精がいっぱい出てくるの!

どうも、ハイにくると「小人」がキーワードみたい。で、ダウンにはまると「巨人」にプチっと潰されるのが落ちのようである。アルコールのみのときはゴキブリや虫など小動物がメインで、物が人に見える場合もある。幻聴は電話のベルが多いようだ。

書き出したらきりがないほど、幻覚の話は面白かった。同じ薬物でも人様々で、当然薬物によっても様々で、きっと、医療関係者なら金を払ってでも参加したかっただろうと思われるくらい内容は濃いかった!

後ろ髪を引かれたが、疲れからスリップしてしまうことを考慮して早めに解散する。
現地(二色浜)10時〜16時の楽しいひと時であった。

しかし、楽しすぎても飲酒欲求がわいてくることを発見!
現場では、ビール飲みたいとか冷酒やりたいとかいいながらコーラや麦茶で大騒ぎしていたが、家に戻ってから少しだけ本気で飲りたくなったが眠剤飲んで早めに就寝でかろうじて断酒107日達成!

ちなみに、チーム「もぐら」は別の機会に説明を持ち越します。

間もなく108日目も達成!



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断酒71日目

今日(正確には昨日)、先日参加した地元とは違った地区の断酒会の「昼会」という集いに参加してきた。特に大きな収穫は無かったが「参加」する事への「慣れ」というかたちの経験値はアップしたようだ。

なんとなく気が付いたら第二の否認も乗り越えて、大きな飲酒欲求も無く無事に断酒できている。あれだけ酒浸りやったのにほんまに奇跡的なことやと思う。

けど、実際にはそうは問屋が卸してくれない!
2ヶ月以上酒を断っても、全身の掻痒感、こむらがえり、控えめな手の振るえ、さらに控えめではあるが行き成りの動悸などはいまだにある。薬学的にはエチルアルコールはウォッシュアウトしているはずなので退薬症状ではないはずだ。


先日から見え隠れする否認以外の「何か」
不安ともなんとも表現しにくい感情?
少しだけ正体が見えてきたような気がする。


先日の連休、久しぶりに明け方近くまで夜更かしをしてみた。生あくびが連発する。
これは眠剤無しでいけるかも?で、試してみた。

眠れない。いざ寝間に付くと目が冴える。
冴えるどころか小さな物音にドキっといちいち反応してしまう。
実際物音なのかどうか、いつもとは明らかに違う。
そのうち何かが存在する気配を感じる。
何かはわからないが、これも明らかにいつもとは違う。
そのうち「蝉」が鳴き出した!

耳鳴りというものか?
まさか幻聴か?

飲り続けてるときに幻覚は見たことがあるが、幻聴は無かった。
ましてや今は断酒中。

いったい何やろ?
分からんままに眠剤を服用していつも通り眠る。


若い頃。いろんなものに手を出したことはあるが、少なくとも20年以上はアルコール以外とは縁が無い。純粋なアルコール依存症なはずであるが、知らぬ間に眠剤にも依存し始めているのか?

眠剤も処方通りにしか使用はしていないが・・・

ドクターは「観察中」のようだ。


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Amanita pantherina




以前にも書いたが、中島らも著「今夜すべてのバーで」を貸してくれた友人が、過日、痔主退治の入院時に持参してくれた本のタイトルだ。

さて、この奇妙なタイトルの意味は?っと考えていて最初にイメージしたのは、昔バリ島で食ったことのある「マジック・マッシュ」だ。実際には毒キノコの「デングダケ」の学名らしい。いかにも「らもワールド」である。と同時に俺の連想は当たらずも遠からずというところであった。もっとも「らもワールド」に首を突っ込んでいれば誰でもそんなところだろう。

しかし、何度読み返しても面白い!
この文章は、ラリってないと素面では書けない。
薬学や大脳生理学の小難しい文献をラリ中が訳した文庫本であると同時に、こうあってはならないという元ジャンキーの体験談である。

「今夜すべてのバーで」を読んだとき、アル中としての共感で俺の頭の中はあふれてしまった。今回の「毒キノコは」若かりし頃の懐旧の念であふれた!

アンパン、草、チョコレート、エル、コーク、エス・・・
おまけに植木市でサボテンを買いあさったり、青バナナの皮の裏筋を集めて乾燥させたり、自分の経験とダブりすぎる。しかしさすがに「ガマ」の毒腺に幻覚性のアルカロイドが存在するとは知らなかった。

今になって思えばお決まりのコースやけど、あれだけ露骨に情緒的に美しくもジャンキー臭い文章はなかなか書けるもんではない。改めて「中島らも」を尊敬してしまった。命を削って書いた代償に値する迫力がある。まさしく「鬼気迫る」のである。

しかも、「シャブは下品」と言い切るところがすばらしい。
「らも」は3回経験して3回目に往生したらしいがその内容が手に取るように分かる。もう当の昔に時効なので白状するが、俺も一度経験している。表現の仕方こそ違えど俺も同じ感想である。シャブ初心者にとって常用者の使用量は死ぬほど苦しい!


「あなた人間止めますか?覚せい剤止めますか?」

「人間止めたいからシャブ打ってるんや」


警視庁も下らん広告に金使うなら、シャブから更生した人を講師に雇って、学校での講演にでも回らせろ!的なくだりがある。(正確な引用ではないのであしからず)

まったく持って同感だ。出来ることなら予防接種のつもりで少し危ない量を経験させたほうが良いかもしれない。そうすれば俺のように絶対に手は出さなくなる。「らも」の4度目が無いのと同じである。ポンプを使わなくても経口摂取すれば、あの「苦味」も経験できるので美味いものでないこともついでに理解できる。


話は変わるが、最近では新社会人の歓迎会等の一気飲みによる急性アルコール中毒の予防などの意味で、卒業を控えた学生に「アルコールパッチテスト」を行っているらしい。これは非常に良いことだと思う。

アマニタパンセリナ目次
ついでに「保健体育」の教科書として「アマニタ・パンセリナ」を採用すれば良いのではないかとさえ思う。
「ラリ中」「アル中」「ポン中」どれも同じアディクション


自助グループや院内ミーティングで仲間の体験談を聞くことも大切だが、保健体育の授業での予防接種も大切なのではないか?

などと思いながら飲酒欲求を忘れる努力が続く。

断酒63日目


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