一階が作業場になっている長屋造りの二階に住んでいる俺、夜なのに二階には誰も居ない。階段を下りてまるで地下室のような薄暗い一階の作業場に家族を探しに行く。

すると白熱電灯の薄暗い明かりの中で、だらしなく作業服を着た男がしゃがみ込んでいる。そしてその男の背中越しに前方を見ると、2匹の猫の死骸が無造作に重ねられている。男はまさに3匹目の猫を虐待している最中なのだ。腹を上に向け無防備に押さえつけられているその猫と俺は目線が合ってしまった。後ろ足は骨折しているようにも見えるその猫は、悲しい目で俺に助けを求めている。男の手前では、何故かその状況下で3匹の子猫たちが無邪気にじゃれ合っている。

そんな光景を見ている俺は小学生、そして目の前の後姿の男は俺の親父...


嫌な夢を見てしまった。
酒も飲んでないのに吐きそうな気分や!

きっとこれが、俺の持っている闇の部分。

おかげさまで断酒は続いているので体はわりと元気やし、寝付きも良い。
にもかかわらず、眠りの浅い日が続いている。
眠剤は手放してずいぶんになるが、たまに手持ちの眠剤をかじると良く眠れる。

しかし...
ときたま感じる言い様のない不安感、恐怖に近いような感覚やけど従来感じたことのない不安感に襲われる事がある。なんやろ、この感覚...


断酒会でこんな戯言は吐き出せない。

『私は酒で下手うちました』的な酒害体験談、もう何千回と聞いたりしゃべったりしている。戯言を吐き出したいこともあるが、わざわざ酒害を繕って忘れないように繰り返し話しているだけ...

ほんまにこれだけでええんかな?
水都大阪2009

断酒 848日
禁煙1687日


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