アル中 −アルコール依存症との戦い−


アルコール依存症(社会生活から抹殺)  →  死に至る
この図式から正常に戻りたい。 別に死ぬことへの恐怖は無いが命ある以上まっとうに生きたい。その思いを日記に記す。

タグ:アルコール依存症


こんばんは、アル中のsyousukeです。

入退院を繰り返してるおふくろが先週半ばに退院して、その週末に介護老人保健施設に入所しました。入退院のたびに送り迎え、そしてドクターに呼び出されての説明、老健に入所しても週二の面会、月一の介護計画の打合せ、毎回の事なので心の準備は出来てるものの、さすがに何年も続くときつい…

おまけに今度は次の施設(特別養護老人ホーム、もしくは高齢者向け賃貸住宅)を探さなければなりません。

いずれ訪れるであろうこの現実のため、自分の社会復帰にフルタイムの仕事を避けてパートタイムを選んだものの、パートでも続けることが難しいのではないかと思われるくらいいっぱいいっぱいで時間が足りない。例えパート職と言えどこのご時勢、失職するわけにもいかない。

どうもこのようにゆとりの無い生活に追い込まれると、得意の逃げ出したい願望が現れてしまう。

別に飲みたくも無いのにハードリカーをガツンと飲って、酩酊してしまいたいと考えてしまう。もちろん何の解決にも繋がらないどころか、問題を先送りしてしまうだけである事は理解していても、やはり今楽になりたい。きっと、精神安定剤を服用するのも同じ一時しのぎ、薬物がエチルアルコールからベンゾジアゼピンに変わるだけ。

そう考えるとアルコールは俺にとっては至上最強の精神安定剤や!

なんて考えてしまう。

5月9日に断酒6年を無事迎えました。
しかし、たとえ6年間一滴のアルコールにも手を出していないといえど、長年自己流の治療法(飲酒)で解決してきたその後遺症は消えてなくならない。

根っこに潜む、アル中の種火は今もしっかり存在している。


先週、うちの昼例会には参加できなかった。
そのため、今日の例会は待ち遠しかった。
やはり、例会に出席すると気持ちが落ち着く。

断酒7年目にして、俺は仲間の集う例会の空気の中でしか生きていけないことをさらに確信した。

親の介護、考えてみれば誰もが平等に経験しなければならない問題や!
自分の人生が残り少ないと思うから重荷に感じてしまうけど、ま、そのうちええこともあるやろうと考えればそれほど負担でもない。

と、能天気に考えれるよう自分に言い聞かせよう。


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こんばんは〜

アルコール依存症のsyousukeです。

おかげさまでなんとか断酒継続中です。



というものの、じつはかろうじて継続中って感じです。
タイトルどおり、久しぶりに飲りたい気分になってしまったのです。
今はもう大丈夫なんですが…
危なかった〜

じつは、うちのおふくろが連休前に入退院を繰り返しまして、退院したかと思うとその一週間後に再入院。で、現在入院中。もうかれこれ、8年間くらいこんな感じで入退院を繰り返しています。

ちょうど昨年のゴールデンウイーク前にも入退院して、引き続き老健(介護老人保健施設)に入所。お盆休み前に退所。おそらく今年もこんな感じになるでしょう。

いままでせんど、苦労をかけてきた母親です。
できるだけのことはしてあげたい。
そう思いながらも、ストレスがたまるのも正直な気持ちです。
そんな時、現実逃避の癖が付いてるアル中としては、飲んで酩酊している時は何もかも面倒な事を忘れておれることを十二分に知っています。

飲んだら楽になれる!
もちろん飲んで解決できる事でないのは分かっているが、飲まないからといって、おふくろが元気になるわけでもない。
こんな考えが頭の中をぐるぐると回りだすのです。

実際には素面でなければ対処できないことだらけ!
飲んで酩酊して現実逃避している場合ではない。
そんなことは、分かってるんやけど…

飲まなければ、まもなく断酒6年を迎えます。


「6年止めててもまだそんなこと言うてんの?」

先日、身内にアル中を抱えるご家族の方にそう言われました。

そうなんです。
いつまで経っても、アル中はアル中。
アルコール依存症は完治しない病気なんです。

そう言えば誰かが、
「たくあんは、いつまで経ってもたくあんで、決して大根には戻れない。」
なんて言ってたなぁ。

ま、なんとか、
「例会出席、一日断酒」で乗り切りますわ〜


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アルコール依存症のsyousukeです。

おかげさまで断酒継続中です。^^



シアナマイド
パッケージ変わったんですね。前のブルーが入ってるほうがインパクトあったような気がする。(笑)


特に大きな不安があったわけではないのですが、歓送迎会など飲み会が続くおり、嫌いで止めているわけでない大好きだった酒です。万が一魔がさして口にしてしまうという事も無きにしも非ず。ということで、あれば安心保険のシアナマイド(抗酒剤)。ドクターに無理言って処方していただきました。しかし、今回も冷蔵庫の肥やしになりそうです。ま、保険という事で。^^;


ところで、タイトルの「条件反射制御法」
このメソッドを使えば、我々アルコール依存症の飲酒に対するコントロール障害が治るとのことです。コントロール障害が治るという事は、アルコール依存症が完治するという事。もしこれが本当なら実に素晴らしい事ではないか。

今現在自分には、飲酒に対する病的な欲求は全く無い。
しかし、飲んでいた頃の記憶は残っているので飲みたいと思うこともたまにはある。
そんな記憶がある以上、再飲酒の危険は無くなりはしない。
そういう考えから今さらながら、シアナマイドを処方してもらう事となったのだ。

しかし、飲酒をコントロールできるのであればそれに越したことは無い。
社会とアルコールを切り離せない以上、この病気の完治を望むのは自然の摂理だが、このような発言をすると、

 syousukeのやつ、断酒に慢心してきて飲む理由作りをはじめてる!
 これは、飲むための準備やな。


こう思われても当然だと思う。
おそらく自分が第三者なら間違いなくそう感じる。
正直なところ、そうかも知れない。
自分でもよく分からないので絶対的な否定もできない。
確かに、断酒に対する苦痛が無くなってきている分、アルコールに対する警戒心も解けて来ているのは事実、そのためにシアナなんか手元に置きだしたのだ。

じつはこの「条件反射制御法」の研修会が、平成25年6月7日(金)に東京で、そして、10月12日(土)に大阪で行われるそうです。非常に興味はあります。しかし、受講料が6,000円とけっこう高い。3000円くらいなら悩まずに参加申し込みするところだったが、おかげで一呼吸置くことができた。

確かにコントロール飲酒できるようになるなら本当に素晴らしいし、できることならそうなりたい。医学の進歩も日進月歩なのでいずれはそんな日も必ず訪れるとは思う。しかし、確実に可能であるかどうかは今のところ疑問でもある。

せっかく苦痛無く断酒できているのに、万が一コントロールを取り戻せずに飲酒してしまう事にでもなれば、今までの苦労は水泡に帰してしまう。そこまでのリスクを抱えて飲酒できるようになりたいとは思わない。という事で今回は見送る事にした。

酒が止まらずに往生している時ならば、試していたかも知れないし、試す価値は十分にあると考えられるが、今の自分には必要なさそうだ。

新しいものを取り入れるには柔軟な頭が必要やと思うけど、それに伴うリスクも考慮する保守的な考えも必要かと…

さてどうなる?
今後のアルコール医療は。


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まったくアルコールを抜く気にはなれない。

アル中から抜け出したいと思いながら止められない。

アルコールが抜けてきたときに激しい動悸はあるが、食事を済ませたあとにも激しい動悸がある。これもアルコール依存症の症状なのか?
たぶん間違いなさそうだ!
何か血糖値との兼ね合いのような気がするが、止めておこう素人の邪推は!

よく分からないが、血中にアルコールが存在する状態が普通だと俺の体は認識してるのだろう。だからアルコールが切れてくると禁断症状が出てくる。
早くアルコールを補充してくれってね。

手の震え、冷や汗、動悸、かゆみ、こむら返り。

まだある。
性格が短気凶暴になる。

一杯飲ると気持ちが落ち着く。
震えや動悸がおさまる。適度に回った酔いも気持ちいい。
この気持ちよさを持続させるために飲り続ける。意識がなくなるまで・・・


数年前にこの「動悸」の原因が分からず、心臓でも悪いのかと気になり始めた。それほどにきつい動悸だ。
このとき禁煙を決意する。1日80本のヘビースモーカである俺がそんな気になった。

なんども挫折しそうになりながら、なんとか3ヶ月ほどの禁煙に成功した。
もうそのとき俺の体はニコチンを要求はしていなかったが、「吸う動作」と「喉にタールがからむ感触」は欲求し続けたのである。
なんとか半年が経過し禁煙に成功した感じであったが、少しイラつくことがありタバコを口にしたのがきっかけで喫煙者にまい戻ってしまった。これが3年前の事だ。


激しい動悸はやはり気になり、再度禁煙にチャレンジして見る。
16歳から喫煙初めて、46歳にして始めて禁煙を決意して半年間の禁煙に成功したことは我ながら脅威であり自信にもつながり、2度めの禁煙は可能な気がしていた。

結局、度重なる挫折の危機を乗り越え禁煙は成功した。
現在2年と2ヶ月が経過。
もう喫煙への欲求はまったくない。
それどころか、タバコの匂いさえ嗅ぎたくない。
禁煙は成功したのである。


これと同じように断酒できないものか?
強力なヤニ中の俺が喫煙を止めれたのはきっとすごく意思が強いんや!
アルコールも止めれるはず!

    ・
    ・
    ・

簡単には行きませんなぁ。

「酒とタバコのどちらかを止めるとしたらどっちを止める?」

よく聞かれるフレーズです。

俺はどっちも止めない。止めるくらいなら死んだほうがまし!って答えてました。
しかし、俺の回りの多くの人はどちらか選ぶなら「酒」かな?って答えます。

俺はアルコールを止めるほうがずっと大変な事やとおもうけどなぁ。個人差があるのかなぁ? 俺にとって「断酒」は一大事業です。

達成できたら人生変わると思う!



今日も読んで下さってありがとうございます。
ついでにクリックしていただけますと嬉しいです。2008-05-29追記
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明日、厳密には今日かな?かかりつけの内科の先生のところに行きます。

自分のアルコール依存症を自覚して保健所の保健婦さんに相談していろいろ専門の医師を教えていただきました。しかし専門医って少ないね。

俺、大阪の人間やけど専門医って市内に2件しかないみたい。KかF、どちらにするか?
Fは近くて通院しやすいがKにすることにした。なんかね、FはWEBページが生理的に嫌やったからです。(Fクリニックさんごめんなさい。)

Kは入院の設備もあるようやし規模でも選んでしまったが、駄目元でまずければ変えればいいという気持ちです。
(設備があるからってのは基準にはならないけどね)

で、K病院への紹介状を書いてもらう予定です。


しかし、こんな難儀な「アル中」って病気をほんまに治せるんかな?

変な話やけど、ちょっと疑問やわ。




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久里浜式アルコール依存症  −−スクリーニング・テスト(KAST)−−

最近六ヶ月の間に次のような事がありましたか? (全14問)
該当するほうの()内の数字を足して14問の合計を出してください。

01 酒が原因で、大切な人(家族や友人)との人間関係にひびがはいったことがある。
  ある。(3.7)
  ない。(-1.1)

02 せめて今日だけは酒を飲むまいと思っていても、つい飲んでしまうことが多い。
  あてはまる。(3.2)
  あてはまらない(-1.1)

03 周囲の人(家族、友人、上司など)から大酒飲みと非難されたことがある。
  ある(2.3)
  ない(-0.8)

04 適量でやめようと思っていても、つい酔いつぶれるまで飲んでしまう。
  あてはまる。(2.2)
  あてはまらない。(-0.7)

05 酒を飲んだ翌朝に、前夜のことをところどころ思い出せないことがしばしばある。
  あてはまる。(2.1)
  あてはまらない。(-0.7)

06 休日には、ほとんどいつも朝から酒を飲む。
  あてはまる。(1.7)
  あてはまらない。(-0.4)


07 二日酔いで仕事を休んだり、大事な約束を守らなかったりしたことがときどきある。
  あてはまる。(1.5)
  あてはまらない。(-0.5)

08 糖尿病、肝臓病、または心臓病と診断されたり、その治療を受けたことがある。
  ある。(1.2)
  ない。(-0.2)

09 酒がきれたときに、汗が出たり、手がふるえたり、いらいらや不眠など苦しいことがあ  る。
  ある。(0.8)
  ない。(-0.2)

10 商売や仕事上の必要で飲む。
  よくある。(0.7)
  ときどきある。(0)
  めったにない。(-0.2)

11 酒を飲まないと寝つけないことが多い。
  あてはまる。(0.7)
  あてはまらない。(-0.1)

12 ほとんど毎日三合以上の晩酌(ウイスキーなら 1/4本以上、ビールなら三本以上)をし  ている。
  あてはまる。(0.6)
  あてはまらない。(-0.1)

13 酒の上での失敗で警察のやっかいになったことがある。
  ある。(0.5)
  ない。(0)

14 酔うといつも怒りっぽくなる。
  あてはまる。(0.1)
  あてはまらない。(0)



テストは以上です。総合計点を出してください。

判定は明日の日記で発表します。



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