日本の飲酒人口は6,000万人程度と言われているが、このうちアルコール依存症の患者は230万人程度であると言われている。飲酒者の26人に1人がアルコール依存症という計算になり、精神疾患の中でも罹患率が高く、各人の性格や意志にかかわらず誰でもかかる可能性がある病気であるとも言える。なお、この230万人という人数はWHOの算出方法により割り出されたものである。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用


そして厚生労働省のWEBを見ると

アルコール依存症推計患者数
平成14年 12,200(入院) 4,800(外来) 17,100(総数)42,000(総患者数)
平成17年 12,100(入院) 4,600(外来) 16,700(総数)43,000(総患者数)

実に医療に繋がっているアル中は、総罹患者の20%以下なのである。
その上で実際に断酒に及んでいるのはどのくらいなのか?
更に一年以上断酒できている早期寛解者はどのくらいいるのか?
おそらく正確な数字を把握している組織は無いと思うが、想像しても更に20%に満たないのではないかと思う。(43,000X20%=8600)

AAは匿名性が高くメンバーの数を把握する事ができないが、断酒会の会員数が全国で1万人を割っていることを考えても大きな間違いはないと思う。(断酒会の会員が全て断酒できているわけではない。)

アルコール依存症とは、世間一般的に認知されていない病気であり、罹患していても認めがたい病気であり、自覚できても簡単に酒を手放せない病気なのである。

今日も一日素面で過ごせた事に感謝!寒紅


断酒: 989日
禁煙:1828日
前回の飲酒未遂から:60日*