こんにちは、アルコール依存症のsyousukeです。
先日職場開催の飲み会(送別会)がありました。
有志のみのお別れ会が今週別口で予定されてるので私は不参加でした。
飲んでいた頃の私なら全ての会に参加していましたが、今となっては会費がバカくさくて、どうしても選んでしまいます。^^;
じつはその先日の送別会の翌日以降、とある職員さんがマスクをして出勤されてました。
風邪でもひかれましたか?
とお尋ねすると、じつは飲み会で飲みすぎて記憶がない。
気がつくと救急車に乗っていたが搬送先の病院で受け入れ拒否され、その後救急車で駅まで送ってくれたが、どの駅で降ろされたかも覚えていない。
どうも気を失って倒れているところをどなたかが119通報してくれたらしいが、どこで倒れていたのかも記憶がない。そして気がつくと前歯が折れていた。
とのことでした。
その後、もう一度ご自分で救急車を呼んだとのことですが、やはり病院で受け入れ拒否されたようです。
(二度も救急で受け入れ拒否されるからには残念ながら、相当酩酊していたと思われる)
この職員さんとは何度か酒の席でごいっしょしてますが、私の30代頃の飲み方に非常によく似ているのです。絡む事もなく、気配りしながらマナー良く飲む。しかし、舌がもつれてからも延々と飲み続ける。しかもハイピッチで…
このひと、本当に酒が好きなんや!
そう思うと、とても親近感を持てるのです。
しかし、このまま今の飲み方を続けると俺と同じようになってしまうあぁ、と懸念もしていました。
ご本人はとても気配りの利く仕事のできる方で、とってもシャイな方です。
気配りが利き、シャイというところはたぶんAC気質です。
そのうえ、むかしの私と似た飲み方。
お仲間としての十分な資質をお持ちです。
今回の件で、この方はかなり落ち込んでいらっしゃいました。
そして、歯が治るまでは飲まない。ともおっしゃっていましたが、落ち込んでいらっしゃる割には酒を止めるではなく、歯が治るまでの禁酒というところに問題を感じたのです。
アルコールに対する健常者はそこまで酒にこだわりません。
期限付きで飲まないなどと飲酒復活を前提にしないのです。
言い換えると、酒は絶対に止める気は無いので怪我が治ればまた飲みます。
今度はブラックアウトしないように気をつけながら。
という事なんですね。
『精神依存』が形成されているのは間違いありません。
離脱症状の起きない、もしくは気付かないほど軽症の今なら酒を止めるのは肉体的には辛くない。今なら苦しまずに止めれるのですが、なかなかアルコールの魔力からはそう簡単には逃れられない。かといって私のように離脱症状が激しく現れるまで身体依存してしまうと、よほどのことがない限り止めたくとも止めれなくなる。早くご自分のステータスに気付いて欲しい。
参考までに!
アルコール依存症の進行プロセス ASK(アスク/アルコール薬物問題全国市民協会)



コメント
コメント一覧 (6)
その飲み方・・・。
私も同じでした^^;
そして その方の状態は私が断酒する少し前の姿^^;
(断酒する直前は もうちょっとディープでした^^;)
そこまでくると普通にというのは難しいかも。
自分の意思で適量が難しい気がしますね〜。
実は友人が3月末に亡くなりました。
おそらくアル症。
飲み方が気になってて 周りはみんな心配してました。
その方の奥さんも辞めさせようとしたり、精神科へ連れて行こうと何度もしたけど駄目。
そして離婚。
止める人間がいないから好き放題飲む。
お腹だけがどんどん出てくる・・・。
そして迎えた結末・・・。
syousukeさんの職場の方が
このような結末を迎えない事を願ってやみません・・・。
でも「言ってもダメだろーなー」というのは依存症者が1番わかってしまいますよね。
なんせ、本人がほとほと困らないと、どーにも止まらないのが依存症ですもんね。
しかし、やっぱりお付き合いは大切ですから、、
歯の折れた方、拝読した限り、十分精神依存有りだと思います。
断酒できるとしたら、今でもぎりぎりでしょう。
良い人ならばこそ、今のうちに、気づいてくれたらと思いますが他人が言うのも難しい。
悲しい事やと思います。
何故、同じような進み具合になるのか・・・
それはアルコール依存症という病気だから。
理解しているのですが、側にいるものは歯がゆいですね。
相手が大事な人なら、なおさらに・・・
夫もついに健康診断に現れるようになっていると報告してきました。
血圧とコレステロールが”少し”高めの域なんだそうです。
あんなにサプリメントをのんだり
体を鍛えている人なのに
アルコールという薬物は容赦ないのですね。
気づかれた人から
間に合う人から
一日断酒を継続して下さい。
私は、精神的依存のもの。
syousukeさんのブログが酒から遠ざけてくれます。
ありがとうございます。