アルコール依存症のsyousukeです。

おかげさまで断酒継続中です。^^



シアナマイド
パッケージ変わったんですね。前のブルーが入ってるほうがインパクトあったような気がする。(笑)


特に大きな不安があったわけではないのですが、歓送迎会など飲み会が続くおり、嫌いで止めているわけでない大好きだった酒です。万が一魔がさして口にしてしまうという事も無きにしも非ず。ということで、あれば安心保険のシアナマイド(抗酒剤)。ドクターに無理言って処方していただきました。しかし、今回も冷蔵庫の肥やしになりそうです。ま、保険という事で。^^;


ところで、タイトルの「条件反射制御法」
このメソッドを使えば、我々アルコール依存症の飲酒に対するコントロール障害が治るとのことです。コントロール障害が治るという事は、アルコール依存症が完治するという事。もしこれが本当なら実に素晴らしい事ではないか。

今現在自分には、飲酒に対する病的な欲求は全く無い。
しかし、飲んでいた頃の記憶は残っているので飲みたいと思うこともたまにはある。
そんな記憶がある以上、再飲酒の危険は無くなりはしない。
そういう考えから今さらながら、シアナマイドを処方してもらう事となったのだ。

しかし、飲酒をコントロールできるのであればそれに越したことは無い。
社会とアルコールを切り離せない以上、この病気の完治を望むのは自然の摂理だが、このような発言をすると、

 syousukeのやつ、断酒に慢心してきて飲む理由作りをはじめてる!
 これは、飲むための準備やな。


こう思われても当然だと思う。
おそらく自分が第三者なら間違いなくそう感じる。
正直なところ、そうかも知れない。
自分でもよく分からないので絶対的な否定もできない。
確かに、断酒に対する苦痛が無くなってきている分、アルコールに対する警戒心も解けて来ているのは事実、そのためにシアナなんか手元に置きだしたのだ。

じつはこの「条件反射制御法」の研修会が、平成25年6月7日(金)に東京で、そして、10月12日(土)に大阪で行われるそうです。非常に興味はあります。しかし、受講料が6,000円とけっこう高い。3000円くらいなら悩まずに参加申し込みするところだったが、おかげで一呼吸置くことができた。

確かにコントロール飲酒できるようになるなら本当に素晴らしいし、できることならそうなりたい。医学の進歩も日進月歩なのでいずれはそんな日も必ず訪れるとは思う。しかし、確実に可能であるかどうかは今のところ疑問でもある。

せっかく苦痛無く断酒できているのに、万が一コントロールを取り戻せずに飲酒してしまう事にでもなれば、今までの苦労は水泡に帰してしまう。そこまでのリスクを抱えて飲酒できるようになりたいとは思わない。という事で今回は見送る事にした。

酒が止まらずに往生している時ならば、試していたかも知れないし、試す価値は十分にあると考えられるが、今の自分には必要なさそうだ。

新しいものを取り入れるには柔軟な頭が必要やと思うけど、それに伴うリスクも考慮する保守的な考えも必要かと…

さてどうなる?
今後のアルコール医療は。


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