こんばんは〜

アル中のsyousukeです。



アルコール依存症になって長いこと仕事もせずにぷー太郎を続けてましたが、おかげさまでパートタイマーではありますが仕事に就いて一年近くなります。

私の居る職場は職員さんが2〜3年で移動するという転勤族の職場なので、年度末のこの時期になると皆さんそわそわと落ち着きがありません。

じつは今年になってから、送別会費を積み立てしませんか?と持ちかけられました。
今年は個室を借りてやりたいとの事で、それなりの金額になりそうなので一度の出費では厳しいからとのことでした。

確かにその通りやけど、俺、飲み会に参加するために働いてるわけやないねんけど…
そんな贅沢な送別会、パートタイマーの身分で参加したくない。せめて安物の居酒屋クラスにして欲しい。ましてや酒など一滴も飲めへんのに…

これはその時の心の叫びです。
しかし考えようによれば、お声掛けいただけるということは、自分も職場の仲間として迎え入れられたということなので、それはそれで喜ばしいことと受け取れば、これも円滑な人間関係を築くための必要経費。そうでも思わなければ、いや、そう思い込もう。

以前は自分が率先して飲み会を取り仕切っていました。飲み代なんてどうやってでも捻出してたし、もったいないなんてあまり考えたことが無い。そもそも飲む事だけを生きがいに働いていたといっても過言でない。そんな自分自身の価値観の変わりように驚いています。

ふと思い出したのですが、何年も前にクリニックの勉強会で、飲酒が原因で使ったお金を計算させられたことがありましたが、自分は一億円超えていたのを思い出しました。単純に飲んだ酒代だけではなく、終電に乗り遅れたために使ったホテル代やタクシー代。あってはならないことやけど、飲酒運転の末に起こした事故の損害や賠償金。仕事関係で受けた接待、施した接待。飲酒が原因の病気の治療費、等々。そんなものすべてを含んだ金額です。

当時は頭がまだ大分ボケていたので計算間違いかとも思いましたが、よくよく計算してみるとやはりそのくらいは使っています。もっと早くに酒を止めていたら、分かれたかみさんに家の一軒くらい残してやれたのにと、まぁ、後悔してもはじまらないのですが、同じ失敗を繰り返さないためにも、こんな切り口でたまには振り返ってみるのもいいかもしれないです。


そして今日はうちの例会でした。
この日記と同じタイトルのテーマを付けてみたのですが、おかげさまでなかなか良い例会になりました。今日も一日、気持ちよく断酒できそうです。^^


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