断酒 704日
禁煙1543日

ここしばらくは移動性高気圧に覆われて天気の良い日が続いている。
だいたいこの時期は低気圧と高気圧が交互に通過するので雨が多いはず。
毎年、雨で桜が散ってしまう事を心配しながら酒を飲んでいたように思う。

しかし、今年は花冷えも少なく初夏のような好天の中、十分に桜を鑑賞することができ大満足している。まだ現在進行形やけど・・・

葉桜も、桜色と青々とした緑のコントラストがとても活動的な気分にしてくれる。


私の住んでいるところは大阪城や桜ノ宮(大川)といった桜の名所がすぐ近くにあって、毎日散歩がてらの花見ができる。今年は膝の故障のためジョギングで回れなかった事が唯一消化不良やけど、ウォーキングもまぁ、それなりに楽しい!

世間の人たちもさすがにこの時期は花見を楽しみにしているのか、週末ともなればブルーシートで土が見えないほど覆われている。そして、我々アル中にとっては立ち入る事のできない酒盛り宴会で溢れる。

目の前で宴会を見ても、今はもう飲酒欲求が起きる事は数少なくなってきた。
酒を断ちはじめた頃は絶対に立ち寄る事のできなかった世界やけど・・・

時折、春風に乗って桜吹雪と共に香るアルコール。
不思議と飲酒欲求にはつながらず、二日酔いの不快感を思い出す。
断酒中のアル中にとっては都合の良いフラッシュバックだ。

きっと、徐々に体がアルコールを受け付けにくくなってきてる。
そう感じるようになってきた。

タバコの時も同じやったけど、一度目の禁煙で半年経過した頃、まわりで吸われるのはとても嫌やったのに、ふとした苛々でタバコを口にしたとき不快に感じて一服だけで消したのを思い出す。しかし結局は何度か火を付けることを繰り返していくうちに元の喫煙者に舞い戻ってしまった。2度目はその経験を生かしてスリップ無く現在に至っている。そして今は、多分、完璧に禁煙には成功しているように思う。


昨日、ノンアルコールビール、『FREE』を飲んでみたが、記憶しているビールの味からは程遠いようにも思う。大昔に節酒を思いついて「宝」の『バービカン』を飲んでいた頃を思い出した。味はそれに似ていた。

甘さが喉にべたつくように残って切れがない!
しかし不思議な事に本人は大満足している。ビールとは程遠いように思うが、ビアテイストの清涼飲料水と思えばコーラよりは自分に合っている。


しかし、問題を感じた!
飲んでいることに罪悪感や後ろめたさを感じない。
これを常時飲用するときっと次のステップに踏み出しそうな気がする。

従来のローアルコールビールを口にすると、アルコールが入っていることを味覚で確認できる。そのために、罪悪感や後ろめたさのようなものを感じる。結果、断酒に対するモチベーションは維持できるのである。

業界人がみんな口を揃えて駄目出しをする『ローアルコールビール』は、完全にアルコールフリーの『FREE』よりもまだ安全に思えた。

やはり、今後もフェイクは封印する事にしよう。


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