断酒 691日
禁煙1530日


最近、たぶん10数年間はフィルムを使った写真撮りはしていない。
昔はカメラが好きで、何処に行くにも一眼レフ持参してアウトドアを駆け巡っていたが、いつの頃からか出歩かなくなってきた。

バブルがはじけて以来、事業の金策に追われて余暇を楽しむゆとりが無かった事と、その頃から酒の飲み方も変わってきてたように思う。全てにおいて酒が優先、写真を楽しむというようなゆとりの心は無くなっていた。金策に追われながらも、酒代だけは捻出していたのだ。全てに優先して!


銀塩写真(フィルム撮影)を撮ることは久しくなくなっていたが、片手間に携帯やデジカメで撮影したデータはPCの肥やしとなって残っている。酔っ払いながらも保存していたのだ。その記憶すらなかったが、古いMOディスクを整理していたら色んなものが出てきた。

しかし、はっきり言って記憶が無い!
うっすらと覚えてはいるが、いつのものなのか記憶に無い。どうも、断酒生活に入る前の数年間の記憶は満足に残っていないようだ。写真を見ながら記憶の糸を辿るが、上手く繋がらないところも存在する。ブラックアウトするような飲み方をしていた頃の記憶は、その前後があやふやになっている。

まぁ、記憶が曖昧なのはたいした問題ではない。
それよりも、当時の自分の顔・・・

酷い、醜い・・・

とても、ヒトの表情とは思えない!
紛れもない自分自身の写真をおぞましくて注視できない。

なんちゅう深い眉間のしわや!


分かれたかみさんが、常々口にしていた。

 「飲んでるところを見たくない!」

 「酔っ払ってるところは見たくない!」


今、ようやくこの言葉の意味がはっきりと分かった。
情けない事やけど、本当に酷い、醜い人相をしている。

この数年間は、アルコールの支配下に囚われて、ヒトとしての魂は持ち合わせていなかったに違いない!

一時は分かれたかみさんを恨んだこともあったけど、よう何年ものあいだ我慢してくれたもんやと申し訳なく思う。

こりゃぁ、やっぱり飲むわけにはいかんなぁ・・・



たぶん今日は眉間にしわは入ってなかったと思う・・・(汗)

09/03/29 桜 15

最近、情けない事に断酒の心がぐらついてきています。
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