病的な飲酒欲求はほとんど起きなくなった。
もう飲めないなどと悲観する事もなくなってきた。

アルコールと付き合うことのメリットとデメリット、今はもうあまり考えなくなってきたけど飲酒にはデメリットが多すぎる。

断酒しはじめて半年経った頃、かなり深い鬱状態に陥った。


そのときに先行く仲間から教わった事、

 私は自分の気持ちがお酒に傾きかけた時。
 お酒に限らず、気持ちがある方向に傾いて鬱々とした時。
 その件に関してメリットとデメリットを別々の紙に箇条書きにします。
 どんなにつまらない事でもいいからこれ以上は何も書けないという位に書きます。
 で、メリットとデメリットの両方を読み返す。
 その時に気持ちが落ち着かなかったら次の日にまた読み返す。

 これで結構冷静になれます。
 で、悪いと思う方に向きかけた気持ちが吹っ切れたりします。


この作業に何度も助けられました。
僕が伝える事で断酒を始めることが出来た仲間もいます。

我々アル中は、結局頭の中では分かっているんです。
アルコールとの付き合いを何とかしないといけない事を。
しかし都合よく理由を付けて飲酒を選ぶ。

しかし箇条書きにしてしまうと自分で書いたこと、言い訳が出来ない。
もとから酒に問題があることには気付いているのだからデメリットが多いのは当たり前。他人に言われた訳ではなく、自分自身で書き上げたデメリット。受け入れない訳には行かない。


要するにアル中は酒に関しては往生際が悪いのだ。

 分かっちゃいるけど止められない

だから誰かに背中を押されないと止められない。
しかし自分で書いた箇条書きが背中を押すんやから、これは止めやん訳には行きません。


今、僕は体を動かす事に目覚めている。
非力ながらも走る事などが楽しくて仕方が無い。
50メーター小走りするだけでも息切れして激しい動悸に見舞われていたのに、毎日5キロ、10キロと鈍足ながらも走れるようになってきた。

今は酒を飲む理由がない。
デメリットが多すぎて、メリットが見つからなくなってきた!




断酒464日、ついでに禁煙1303日達成!

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