昨日久しぶりにビデオを観た。

ニュージーランド・アメリカ合作のロジャー・ドナルドソン監督、アンソニー・ホプキンス主演作品。1000cc以下のオートバイの地上最速記録保持者バート・マンローの実話に基づいた伝記映画。

 「世界最速のインディアン」

1960年代、ニュージーランドの南端に位置する田舎町インバーカーギル。独り小屋に住む67歳の男バート・マンローは、オートバイ1920年型インディアン・スカウトの改造に日々勤しんでいた。彼の夢は、ユタ州ボンネビル・ソルトフラッツへ渡米し、その愛車で世界最速記録に挑むこと。

で、借り集めた2000ドルを元手に心臓病を抱えたままアメリカに独り旅立つ。
そして長旅の末、ソルトフラッツを走り、クラッシックバイクで時速200マイルを越す記録を出す。途中ロマンスもあり、67歳現役で青春を謳歌する物語だ。

格好良い!

こんな風に年輪を重ねたいと思った。


酒に溺れる生活をしてきて、家庭を失い、仕事を失い、財産を失い、今現在生活保護で生かされている。

何度も酒で死ぬなら本望と思った。
生きていても仕方が無いとも考えた。
いっそのこと飲んでしまえば楽になれると考えた事もある。
しかし飲まずにやってきて、少しはまともな思考回路になってきた。
実現できるかどうかは分からないが将来の目標も持てるようになってきた。

どうせ生きるなら、格好良く生きたいね。
人生半分以上消費してしまったけど、半分近く残っていると思えばまだまだイケテるやん!

酒をハードボイルドに飲めたのは若かった頃だけ!
どうせ今は格好良くは飲めない。
飲んで無様な姿を晒すよりは、素面で格好良く生きた方がええよな!

この映画を見て強くそう思った!

生き方のヒントは何処にでもある。
見方を変えればアル中でもアクティブに生きれるはず!



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