断酒358日

我々アル中は、院内や自助グループのミーティングに出席することで酒が止まる。
また、ミーティングに繋がり続けることで断酒継続が出来る。

屁理屈派の私でも、敢えて理屈をつけるのは止めておきます。
しかし不思議なことながらミーティング出席で酒は止まる。
止め続けることが出来る。

これは事実なんですね。
現に私の酒は止まっている。
周りの仲間たちも酒が止まっている。

自分が酒を飲り続けていた時、酒をなんとかせんとあかん!
止めるとまでは考えなかったが、減らさんとあかん!

こんな事を思い続けていた。

が、止められない、止まらない!

どうにも止まらない!

誰もが口を揃えて言う。

専門医へ繋がれ!
自助グループに繋がれ!

当初はその意味が分からなかった。
分からないままに、そうせんとあかんもんやと思っていた。


手が震えて、自分の名前も満足に書けなかった
眠剤をアルコールで流し込まないと寝汗で朝まで眠れなかった
酒が切れると体中に虫が這う
年中下痢でトイレの無い所へは行けなかった
枕元に人が立つ
年中頭の中で蝉が鳴く
体中の筋肉が片っ端に攣る

こんな体験をドクターやワーカーに伝えると

 辛かったね
 よく頑張ったね

同情の言葉が返ってくる。
しかし仲間の前で話すと

ウンウンとうなずく姿や、苦笑いする姿がある。
これは同情ではなく、共鳴なのである。

自分だけではなかった!
みんな同じ苦しみを持ってるんや!
みんな頑張って酒を止めてるんや!

そう思うと自然に自分も頑張れる。

「安らぐ」とか「和む」って感ることが出来る。

仲間って大切や!
俺ってええ仲間に恵まれた!

ヤブでも「迷医」に出会えたおかげで今の仲間たちに出会うことが出来た。

迷医に感謝!



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