アルコール依存症とは死に至る進行性の病であり、現在の医学では完治することは無いが、断酒継続による回復(緩解)はある。

アル症のことを世間一般的にはこのように言われている。
そしてそのように徹底的にアル症専門クリニックの治療プログラムで教え込まれている。

今日クリニックでのミーティングの後、いつもの依存症仲間とお茶しながらの会話のテーマは「アルコール依存症の治療薬」だった。

現在、日本国内ではアル症の治療薬は無い。
アルコールを強制的に止める抗酒薬(シアナマイド等)は存在するが、単にこれらの薬品は服用中に酒を飲むと死ぬほど苦しめるというだけの、ありがたいのか、ありがたくないのかよく分からないものなのである。


しかし、医学の進歩は目覚しい!


2006年4月13日、Alkermes社とCephalon社は、ナルトレキソン(naltrexone)の徐放性注射懸濁製剤・VIVITROLアルコール依存症治療薬としてFDAに承認されたと発表。


で、ナルトレキソンとは何なのかというと、

ナルトレキソンは、カウンセリングを含む包括的な治療計画の一部として用いるなら、アルコールへの依存を減らすのに役に立てる。ナルトレキソンは、脳内の特定のエンドルフィンに対するアルコールの効果を変化させることで、アルコールへの渇望と消費に関連する。抗酒剤と比較して大きい利点はナルトレキソンが服用者の気分を悪くしないということである。しかし不利な点は、ナルトレキソン服用者は(アルコールを)飲み続けることができることである。ナルトレキソンは肝炎あるいは肝臓病がある人が服用すべきではない。

というものらしい。

早い話が、このお薬を服用することによってコントロールドリンカーになれるという事なのである。しかし、飲酒することによる至福感、高揚感を得ることは出来ないようである。
酔って気持ちよくなれないのであれば酒を飲む理由が無くなる。だから深酒しないようになる。

結局のところ、楽しくアルコールとお付き合いできるようになるものでは無さそうだ!

FDAの認可がおりているということは、アメリカでは手に入れることが出来るということである。たとえ厚生労働省が認可していなくとも、個人使用を目的の個人輸入であれば日本国内に居ながら入手することも可能。

しかしなぁ、楽しくない酒を飲めるようになってもありがたくは無いなぁ!

結局は個人輸入してまで試してみるほどのものでもない。断酒が喜びに変わるまで精進するのが正しい生き方のように思えてきた。

やはり、今日も屁理屈を考えているうちに酒が止まるから不思議である。



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