断酒会例会の帰りに毎回というほど気のあう仲間と路上で立ち話をする。
この寒い最中に路上で・・・

私を含めて多くの仲間は治療専念のため仕事をしていない、もしくは病気で仕事を失っている。そのため当然経済的には弱者が多い。治療をしてから復職できるのは大手会社員と公務員くらいなものである。ましてや治療中に傷病手当を貰えるなど非常に珍しい環境である。世間の厳しさは寒さ以上に身に沁みる。しかし酒が悪いわけでもなければ世間が悪いわけでもない、アルコール依存症という病気になってしまった自分の身の上を素直に受容する以外にはない。

回りくどいが早い話、我々は貧乏なのである。もしくは酒を飲まないように家族から金銭を持たされない。だから日常的にお茶をするなどという高尚なことは出来ないのだ。

正直なところ、この寒さの中で例会が終わった夜に路上で立ち話をするのは堪える。で、いつも仲間同士での決まり文句!

「足どう?」

「痺れて感覚ない。」

「くるぶしから下は自分の体ちゃう!」

「あっ俺、手も、ゆび取れそう!」

普段から手足の先が痺れている。ジンジンしている。それが冷えると余計にきつくなる。どうもたいていの仲間は共通の悩みを持っているようだ。

以前は一杯飲って酔いがまわってくると、強制的に血液が回っていたようだ。酒を断った今は血の巡りが悪いようである。アルコールとの因果関係は分からない。うちのドクターに質問してもアルコールとは関係ないと言う。もしくは関係あっても治らないと言う。そのように訴える患者は多いが気のせいだとも言う。

本当にそうかな?
同じことを訴える仲間は沢山いる。
素人なりに考えてみてもいつもアルコールの入っていた我々は、アルコールで血管が拡張しているのが当たり前、という事は血中のアルコールが無くなると血管が収縮するのが当たり前になるのではないか?普段アルコールを摂取しない人以上に!

そういう風に考えるとつじつまが合うのだ!

しかしドクターは関係ないという。
最初の頃はこのドクターの回答に酒を止めても治らないのなら、酒を止める意味がない。などと自棄になり、鬱に追い込まれたりしていたが、今は酒さえ止めているといつかは治ると勝手に自分に言い聞かせている。痺れに関しては少し改善してきたように感じている。

が、冷えたときの痺れは尋常ではない。まだまだ時間がかかるのか?
ドクターの言うように本当に治らないのか?

先日初めて体験したのだが、夜、例会の帰り自転車で寒風に吹き晒されて家路に着くと手袋を着用していたにもかかわらず、


左手人差し指が、手のひらから先が、死体のように、「真っ白」


ゆび一本だけ血の気が無く「真っ白」なのである。
痺れも無く、感覚もない。針で刺しても痛みも無い!

自分自身、案外冷静に観察していた。
約一時間で血の気が注し、常温になり、他の指と同じ色に戻った。感覚も戻った。
指一本だけが、まるでスイッチを切ったようにそこだけ死んでいたような感じなのだ。

これはもう気のせいではない。
明らかに障害である。しかし酒害との因果関係は分からない。

さて何科の医者に診てもらえばいいのか素朴な疑問を持つ。
精神科のドクターに聞いても腹の立つ答えしか返ってこないのは明白!
口答えして見捨てられるのも困るので、内科のドクターにでも相談してみるか?

面倒やけど、仕方ないか・・・



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