先日の日記にも書いたが、最近ドライドランク(空酔い)に頻繁になる。院内のミーティングや断酒会の例会に出席して他人様の酒害体験を聞いていると、いきなり「カチッ」とスイッチが入る。

いきなり自分の息が酒臭くなるのだ。

顔が紅潮することもある。

ほんのりと酔っ払うこともある。


不思議な現象だ。全く、一滴の酒も口にしていないのに本当に酔っ払うのだ。酒の話を聞いただけで酔っ払っていたときの記憶がフラッシュバックする。その記憶は生々しく、酒の味覚、香り、食道を流れる感触、五臓六腑に染み渡る感触までリアルに再現される。

酔っていく過程も再現され、そして体温が上がり上気する。

ひつこいようだが一滴も飲っていないのに酒に酔うのだ!

おまけに酔いが醒めていく過程も忠実に再現され味わえる。
得をしたような気分でもあるが、やはり冷静に考えると脳が侵されているのだ。


少し前までは、苛々したり、凶暴になったり、自暴自棄になったり、感情的な部分にドライドランクが現れたが、最近のは感情よりも感覚がメインの症状なのだ。

種類が違うのは回復していっているということなのか、それとも単なる時間差攻撃なのか?
もし同時に酔っぱらいの、感情と感覚が現れたらまずい!
非常によろしくないことが起こりそうな気がする。ない事を祈りたい。

酒を見ただけで、肴を見ただけで、ジャズを聴いただけで、酒害体験を聞いただけで・・・

「カチッ」とスイッチが入る。ドライドランクの!

サイボーグ009の加速スイッチのように、「カチッ!」っと・・・



今日は自分の所属する断酒会の昼例会に出席し、夜は朋友会の例会に出席した。
夜の例会場に入って席に着いたとたんスイッチが入る。入ったと感じた。

「酒臭い!」

と思わず発してしまった。

ところがである。

隣に座っていた人が体験談を発表しだすと、実は昼まで飲んでいたと言うではないか!
断酒5年でスリップしたらしい。恥を忍んでもう一度やり直すために出席されたとのことだ。
俺が「酒臭い!」と叫んだとき、ドキッとしたという。俺もそれを聞いてドキッとした。
本当に臭うのか、幻臭なのか自分でも分かっていなかったのだ。
実際に酒のにおいを感じていたのは俺だけだったらしい。席が隣ということもあったが、お向かいの方も気付かなかったと言う。

どうも幻覚の如く、酒の「幻臭」を感じることもあれば、単に敏感に犬の如く酒に関してのみ鼻が利くようになっているのも事実のようだ。

ガンコ者さんのコメントのように!


しかし困ったものだ。
酒を断って暫くの間は幻視、幻聴があったが、ついに幻臭まで現れてしまった。
なんと奥の深い難解極まりない病なのか?

「アルコール依存症」

相手にとって不足は無い。
まだまだ根性決めてかからんとあかんらしい!



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