酒を止めてはじめて迎える師走。

酒の席へのお誘いは例年通り数々あったが、あまりその気にならないお誘いはことごとく適当な理由をつけてお断りした。

どうしても参加したかった高校同期生のこぢんまりした忘年会へはシアナマイド(抗酒薬)を服用して挑んだ。シアナマイド無しでも大丈夫だったと思うが・・・

で、実はもう一件ぜひ参加したいと思う忘年会のお誘いがあった。
2001年、事業に失敗し引越しするまで20年近く住んでいた土地で懇意にしていた酒飲み達の恒例の会で、カタカナ文字の職業が目立つアーティストたちの集いだ。


ものすごく参加したい。久しぶりに皆に会いたい!

アルコール依存症であることを公言することに躊躇いはない・・・

しかし、おそらくメンバーの半数はれっきとしたお仲間である。

それもまだ自覚していないアル中!

残りの半数も予備軍であることに間違いは無い。


参加したいが、このメンバー構成で飲まずに通す自信がない。

シアナマイドを仕込んでも、結果は救急車を呼ぶことになるだろう。

真剣に悩みぬいた結果、丁重にお断りした。

が、まだ実際には未練たらたらである。


断酒232日になるが、まだ初心者の域を出ることは出来ない。

残念だが、危うきには近寄れない!



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