断酒71日目

今日(正確には昨日)、先日参加した地元とは違った地区の断酒会の「昼会」という集いに参加してきた。特に大きな収穫は無かったが「参加」する事への「慣れ」というかたちの経験値はアップしたようだ。

なんとなく気が付いたら第二の否認も乗り越えて、大きな飲酒欲求も無く無事に断酒できている。あれだけ酒浸りやったのにほんまに奇跡的なことやと思う。

けど、実際にはそうは問屋が卸してくれない!
2ヶ月以上酒を断っても、全身の掻痒感、こむらがえり、控えめな手の振るえ、さらに控えめではあるが行き成りの動悸などはいまだにある。薬学的にはエチルアルコールはウォッシュアウトしているはずなので退薬症状ではないはずだ。


先日から見え隠れする否認以外の「何か」
不安ともなんとも表現しにくい感情?
少しだけ正体が見えてきたような気がする。


先日の連休、久しぶりに明け方近くまで夜更かしをしてみた。生あくびが連発する。
これは眠剤無しでいけるかも?で、試してみた。

眠れない。いざ寝間に付くと目が冴える。
冴えるどころか小さな物音にドキっといちいち反応してしまう。
実際物音なのかどうか、いつもとは明らかに違う。
そのうち何かが存在する気配を感じる。
何かはわからないが、これも明らかにいつもとは違う。
そのうち「蝉」が鳴き出した!

耳鳴りというものか?
まさか幻聴か?

飲り続けてるときに幻覚は見たことがあるが、幻聴は無かった。
ましてや今は断酒中。

いったい何やろ?
分からんままに眠剤を服用していつも通り眠る。


若い頃。いろんなものに手を出したことはあるが、少なくとも20年以上はアルコール以外とは縁が無い。純粋なアルコール依存症なはずであるが、知らぬ間に眠剤にも依存し始めているのか?

眠剤も処方通りにしか使用はしていないが・・・

ドクターは「観察中」のようだ。


今日も読んで下さってありがとうございます。
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<2013年2月17日追記>

第二の否認について、間違った解釈をしていました。
一度認めてから再度否認するという意味ではなく、酒以外の問題を認めないということを『第二の否認』と呼ぶそうです。間違った記事の内容で混乱をまねいてしまったことをお詫び申し上げます。m(_)m

参考に
アルコール依存症用語集:否認の病


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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. happy
    • 2007年07月19日 22:57
    • うちの亭主が最初に酒を常用し始めたのは20年以上前だったらしい。ものすごい失恋をして、眠ることが出来ず、眠るために酒に依存していったと、先日初めて聞いた。

      だから、お酒を3ヶ月、4ヶ月やめたくらいでは、満足いく、睡眠がとれないみたいで、今までも処方されている眠剤では、3時間ごとに起きてしまうので、今日の精神科の受診で、少し変えてもらってきた。

      今日から、その眠剤をスタートさせているが。
      しかし、朝寝、昼寝をしているのだから、そんなにからだが眠りを要求しているとも思えないんですよね。

      まずは、規則正しい生活をして、体をそれなりに使ってこそ、正しい眠りが得られるような気がして。

      うちの亭主は絶対眠剤依存症です。
      しっかり、寝られればそれはそれでいんですが・・・・。
      私も観察してみます。
    • 2. syousuke
    • 2007年07月20日 17:18
    • happyさん、ご主人のこと参考になります。
      だだ、わたしは朝寝と昼寝はしません。以前はしていましたが、いまは時間的に出来ない状態なのです。でも、自分自身眠剤依存しているのはおそらく間違いないと思います。今日、ドクターとワーカーに言われました。
      「指示があるまで、眠剤を辞めたりしないように」と!
      やはり、薬物依存の兆候が出始めているのかと考えています。でもそれであれば徐々に減らしていって、最後に断てばよいわけですから、診断が付いたほうが安心なのですが・・・
      やはり、しばし要観察です。
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