アル中 −アルコール依存症との戦い−


アルコール依存症(社会生活から抹殺)  →  死に至る
この図式から正常に戻りたい。 別に死ぬことへの恐怖は無いが命ある以上まっとうに生きたい。その思いを日記に記す。

 
こんにちは。

アルコール依存症のsyousukeです。



社会復帰して2年目です。
4月に無事に再契約できたので、今月(6月)末までは安泰なんですがその後が少し心配です。基本一年契約なんですが、予算の関係でいったん6月末まで、無事に予算が決まれば来年度の3月末まで首が繋がります。そしてまた再契約。パート職といえど、決してお気楽モードでは暮らせません。

それほど厳しいご時勢にも関わらず、相変わらず好き嫌いの激しい私の性格は簡単には変わらないようで、職場での対人関係のストレスに日々悩んでいます。

しかし、思い起こしてみればずいぶん気が長くなったものです。
昨年の4月に今の仕事に就いてから今日まで、何度キレそうになったことか!

飲んでいた頃のように後先考えずに暴れてスッキリしたいと思う気持ちと、先のことを考えると簡単にキレるわけに行かないという自制心とのあいだで揺れる気持ちに葛藤することは多々あるが、その気持ちを消化するに必要な時間は短くなってきている。

考えてみれば、2年半前社会復帰を射的距離に置いて職業訓練を受けていたころ、テキスト棒読みでツボを抑えてくれないレベルの低い講師に頭に来て、「もう止めてやる!」その気持ちのままアドレナリン沸騰させて授業を受けて、一日何も頭に残らなかったことを考えると、キレそうになっても数分であたまを切り替えることができるようになってきた。

酒を断ってから何年経っても、過去を振り返って見るたびに現在進行形の回復途上であることに気付きます。

『苛々3年、まあまあ5年』
酒を断ちはじめたころ断酒会で覚えた言葉ですが、当時は、


苛々が消えるのに3年もかかるんか!
5年も酒止めてもまぁまぁなんか!
気が遠なるなぁ、どうせみんな大袈裟に言うとるんやろ。
まぁ、根性で一年も酒止めたら、こんな辛気臭い業界バイバイじゃ〜


こんな風に思っていたことが恥ずかしい。
実際、今考えても酷い苛々が消えるのには4年かかっている。
そして断酒7年目に入っている今、ようやくまぁまぁかな?

iraira

この自分のブログ内を、 右図のように『苛々』 で検索してみると、自分の苛々ぶりが出てくること、出てくること!

アルコール依存症との戦いは、 『苛々』 との戦いでもあることがよく分かります。

なんせ、苛々するたびに、

『飲まなやってられんのぅ』

こう感じて、病気に飲まさせられていたのです。
もちろん今もその気は残ってはいますが…

昼例会に出席してきます。


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こんばんは、アル中のsyousukeです。

入退院を繰り返してるおふくろが先週半ばに退院して、その週末に介護老人保健施設に入所しました。入退院のたびに送り迎え、そしてドクターに呼び出されての説明、老健に入所しても週二の面会、月一の介護計画の打合せ、毎回の事なので心の準備は出来てるものの、さすがに何年も続くときつい…

おまけに今度は次の施設(特別養護老人ホーム、もしくは高齢者向け賃貸住宅)を探さなければなりません。

いずれ訪れるであろうこの現実のため、自分の社会復帰にフルタイムの仕事を避けてパートタイムを選んだものの、パートでも続けることが難しいのではないかと思われるくらいいっぱいいっぱいで時間が足りない。例えパート職と言えどこのご時勢、失職するわけにもいかない。

どうもこのようにゆとりの無い生活に追い込まれると、得意の逃げ出したい願望が現れてしまう。

別に飲みたくも無いのにハードリカーをガツンと飲って、酩酊してしまいたいと考えてしまう。もちろん何の解決にも繋がらないどころか、問題を先送りしてしまうだけである事は理解していても、やはり今楽になりたい。きっと、精神安定剤を服用するのも同じ一時しのぎ、薬物がエチルアルコールからベンゾジアゼピンに変わるだけ。

そう考えるとアルコールは俺にとっては至上最強の精神安定剤や!

なんて考えてしまう。

5月9日に断酒6年を無事迎えました。
しかし、たとえ6年間一滴のアルコールにも手を出していないといえど、長年自己流の治療法(飲酒)で解決してきたその後遺症は消えてなくならない。

根っこに潜む、アル中の種火は今もしっかり存在している。


先週、うちの昼例会には参加できなかった。
そのため、今日の例会は待ち遠しかった。
やはり、例会に出席すると気持ちが落ち着く。

断酒7年目にして、俺は仲間の集う例会の空気の中でしか生きていけないことをさらに確信した。

親の介護、考えてみれば誰もが平等に経験しなければならない問題や!
自分の人生が残り少ないと思うから重荷に感じてしまうけど、ま、そのうちええこともあるやろうと考えればそれほど負担でもない。

と、能天気に考えれるよう自分に言い聞かせよう。


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こんばんは〜

アルコール依存症のsyousukeです。

おかげさまでなんとか断酒継続中です。



というものの、じつはかろうじて継続中って感じです。
タイトルどおり、久しぶりに飲りたい気分になってしまったのです。
今はもう大丈夫なんですが…
危なかった〜

じつは、うちのおふくろが連休前に入退院を繰り返しまして、退院したかと思うとその一週間後に再入院。で、現在入院中。もうかれこれ、8年間くらいこんな感じで入退院を繰り返しています。

ちょうど昨年のゴールデンウイーク前にも入退院して、引き続き老健(介護老人保健施設)に入所。お盆休み前に退所。おそらく今年もこんな感じになるでしょう。

いままでせんど、苦労をかけてきた母親です。
できるだけのことはしてあげたい。
そう思いながらも、ストレスがたまるのも正直な気持ちです。
そんな時、現実逃避の癖が付いてるアル中としては、飲んで酩酊している時は何もかも面倒な事を忘れておれることを十二分に知っています。

飲んだら楽になれる!
もちろん飲んで解決できる事でないのは分かっているが、飲まないからといって、おふくろが元気になるわけでもない。
こんな考えが頭の中をぐるぐると回りだすのです。

実際には素面でなければ対処できないことだらけ!
飲んで酩酊して現実逃避している場合ではない。
そんなことは、分かってるんやけど…

飲まなければ、まもなく断酒6年を迎えます。


「6年止めててもまだそんなこと言うてんの?」

先日、身内にアル中を抱えるご家族の方にそう言われました。

そうなんです。
いつまで経っても、アル中はアル中。
アルコール依存症は完治しない病気なんです。

そう言えば誰かが、
「たくあんは、いつまで経ってもたくあんで、決して大根には戻れない。」
なんて言ってたなぁ。

ま、なんとか、
「例会出席、一日断酒」で乗り切りますわ〜


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アルコール依存症のsyousukeです。

おかげさまで断酒継続中です。^^



シアナマイド
パッケージ変わったんですね。前のブルーが入ってるほうがインパクトあったような気がする。(笑)


特に大きな不安があったわけではないのですが、歓送迎会など飲み会が続くおり、嫌いで止めているわけでない大好きだった酒です。万が一魔がさして口にしてしまうという事も無きにしも非ず。ということで、あれば安心保険のシアナマイド(抗酒剤)。ドクターに無理言って処方していただきました。しかし、今回も冷蔵庫の肥やしになりそうです。ま、保険という事で。^^;


ところで、タイトルの「条件反射制御法」
このメソッドを使えば、我々アルコール依存症の飲酒に対するコントロール障害が治るとのことです。コントロール障害が治るという事は、アルコール依存症が完治するという事。もしこれが本当なら実に素晴らしい事ではないか。

今現在自分には、飲酒に対する病的な欲求は全く無い。
しかし、飲んでいた頃の記憶は残っているので飲みたいと思うこともたまにはある。
そんな記憶がある以上、再飲酒の危険は無くなりはしない。
そういう考えから今さらながら、シアナマイドを処方してもらう事となったのだ。

しかし、飲酒をコントロールできるのであればそれに越したことは無い。
社会とアルコールを切り離せない以上、この病気の完治を望むのは自然の摂理だが、このような発言をすると、

 syousukeのやつ、断酒に慢心してきて飲む理由作りをはじめてる!
 これは、飲むための準備やな。


こう思われても当然だと思う。
おそらく自分が第三者なら間違いなくそう感じる。
正直なところ、そうかも知れない。
自分でもよく分からないので絶対的な否定もできない。
確かに、断酒に対する苦痛が無くなってきている分、アルコールに対する警戒心も解けて来ているのは事実、そのためにシアナなんか手元に置きだしたのだ。

じつはこの「条件反射制御法」の研修会が、平成25年6月7日(金)に東京で、そして、10月12日(土)に大阪で行われるそうです。非常に興味はあります。しかし、受講料が6,000円とけっこう高い。3000円くらいなら悩まずに参加申し込みするところだったが、おかげで一呼吸置くことができた。

確かにコントロール飲酒できるようになるなら本当に素晴らしいし、できることならそうなりたい。医学の進歩も日進月歩なのでいずれはそんな日も必ず訪れるとは思う。しかし、確実に可能であるかどうかは今のところ疑問でもある。

せっかく苦痛無く断酒できているのに、万が一コントロールを取り戻せずに飲酒してしまう事にでもなれば、今までの苦労は水泡に帰してしまう。そこまでのリスクを抱えて飲酒できるようになりたいとは思わない。という事で今回は見送る事にした。

酒が止まらずに往生している時ならば、試していたかも知れないし、試す価値は十分にあると考えられるが、今の自分には必要なさそうだ。

新しいものを取り入れるには柔軟な頭が必要やと思うけど、それに伴うリスクも考慮する保守的な考えも必要かと…

さてどうなる?
今後のアルコール医療は。


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こんにちは、アル中のsyousukeです。

今日は春分の日、あいにくの空模様やけど暖かくて、ほんまに春を感じます。
祝日はいつもならカメラを連れてウォーキングに出かけるのですが、昨夜は遅くまで出歩いていたことと、あいにくの空模様のため、今日は部屋でゆっくり過ごしています。

今年はじめてやないかなぁ、窓も玄関ドアも換気扇も全開にして風を通すのは。
けっこう晴れてなくても、解放感感じて気持ちいい。


ユキヤナギ
2013_03_16 Canon EOS kiss x5

昨夜は職場の送別会でした。
約半数の職員が移動します。
酒の席にはあまり出たくはなかったけど、これも社会生活のお付き合いと割り切って参加してきました。

酒を断ってまもなく6年、とても断酒は安定している。
自分自身では、アルコール依存症は完全寛解しているという自負もある。
酒席に参加しても飲んでしまうかもしれないという不安も全くない。

すし屋での会席料理でした。
料理は美味かったけど、悲しいかな日本酒が少し恋しかった。
以前のような病的な飲酒欲求は、ここ2年間ほど感じた事はない。
しかし、酒の美味さは記憶している。
この記憶さえなければ一抹の不安もないのだが…

目の前の日本酒、手を伸ばせば簡単に口をつけることができる。
もちろん手は伸ばさなかったし、我慢する事が苦しい事でもなかった。

酒を手放したアル中同士で居酒屋に行く事はよくあるが、やはり絶対に飲まないというムードが溢れているので、酒を恋しいなどと感じる事は全くないが、アルコールに対する健常者との飲み会は少し様子が違う。

寝てる子を起こしかねない。

昨夜の飲み会は、気の合う仲間と2次会にも参加してとても楽しかった。
一滴も飲まなくても、それなりに楽しめるようになったのは喜ばしい事だと思うが、健常者との飲み会に油断していると、久しぶりに悪魔が囁くかも知れないと、ふと感じるものがあった。

石橋を叩きすぎかも知れないが、やはり酒の席にはあまり近づかないほうが良さそうだ。しかし、社会人として義理欠くわけに行かない時もある。

IMG_7636


冷蔵庫に保管してあるシアナマイドは、使用期限は2010年5月となって冷蔵庫の肥やしに成り果てている。つぎの診察日には主治医にお願いしてみよう。

シアナマイド、処方してください。と!


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こんばんは、syousukeです。

じつは、
2013年3月10日から12日の12時まで、livedoorBlogへのコメント投稿ができなくなるという、前代未聞のブログ運営上絶対にあってはならない致命的な障害が発生しておりました。
確認できてるのが10日の午前中からであって、実際にはそれ以前のいつ頃から発生していたのかは不明ですが、少なくとも48時間は続くような大規模な障害でした。


このコメントは受付できませんでした


これが、障害発生時に表示されていたエラーメッセージです。
こんなメッセージがでると、コメントを投稿して下さった方にとっては非常に気分を害されたことと存じます。大変申し訳ございませんでした。m(_)m

もう少し早めに気付いておればそれなりの手も打てたのですが、なにぶんコメントをお返ししないシステム(言いっぱなしスタイル)にさせていただいていたのが仇になって、自分自身がコメントを投稿しないことで発見を遅らせてしまったのです。

重ね重ねお詫び申し上げます。m(_)m


これが、ライブドア側からのアナウンスです。
ただいま、スパムフィルターが過度に強くなっていることが原因で、特定のキーワードの入力等でブログにコメントができない不具合が発生しております。
現在、詳しい原因調査と対策をしておりますので、今しばらくお待ちください。

皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

今後ともよろしくお願いいたします。
 

自分で色々と試してみましたが、『テスト』と3文字だけの投稿がOKかと思えば、すぐさま同じものもスパムとして弾かれてしまう。いったい特定のキーワードが何なのか予想も付かない内容でした。

ライブドアブログの運営陣は以前から障害対応の遅さには問題があり、おそらくエンジニアの技術力も低いのでしょう。十分なデバックもせずにシステムの変更を実施してしまうので障害は出たとこ勝負的なところがあります。

ブログ自体を他のサービスに引越ししてしまえばいいようなものなのですが、今さらそういうわけにもなかなか行かず、不本意ながらも現状で続けていこうと考えております。

また同様のご迷惑をおかけするかも知れませんが、これに懲りずにこれからもご訪問くださいますようお願い申し上げます。m(_)m

今回の障害でストレスを感じて、飲酒に向かった方がいらっしゃらないことを祈ります。

syousuke


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もう書かんとこうと思ってたが、これも現実。
正面から向かい合わなければならない。
何より、忘れ去るなんてでけへんし…

じつは、1月中頃に友達が帰らぬ人となりました。
とても身近で、一緒に飲まない生き方を誓い合った大切な仲間でした。
彼はアルコールだけではなくギャンブル依存も併せ持っていましたが、どちらも断ってとてもクリーンでしたが鬱やその他の神経症に苦しんでいました。もちろん断酒期間に応じてその苦しみは軽減していると思ってたのですが…

訃報が届いたのは1月22日、
独りで亡くなってるのを発見されたのが1月20日、
死亡推定日は1月17日…

自死と断定されましたが、詳細は定かでは無いままです。

年末12月26日に例会で顔を合わせたのが最後となりました。
年明けの初例会に引き続き2週続けて連絡なく顔を合わせなかったので、また鬱で下がってるのかと心配しながら電話を入れたが出なかった。それでメールを残したのが亡くなる前日の16日。すでに電源ぶちカットされていたので、きっとメールも届いていないのではないか。あのとき、もっとしつこく連絡をとっていればと悔いが残ります…

アルコール依存症を深刻に考えずに気楽に断酒というのも、それで酒が止まるならそれはそれでいい。しかし、お気楽モードで酒の止まらない仲間が多いのも事実。

ましてや彼のように酒が止まっていても、30代の若さで亡くなってしまう病気でもある。死亡診断書の死亡事由にアルコール依存症と記述されることは無いと思うが…


一昨日で、『七なぬか』、もうぼちぼち受け入れないと。

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こんばんは〜

アル中のsyousukeです。



アルコール依存症になって長いこと仕事もせずにぷー太郎を続けてましたが、おかげさまでパートタイマーではありますが仕事に就いて一年近くなります。

私の居る職場は職員さんが2〜3年で移動するという転勤族の職場なので、年度末のこの時期になると皆さんそわそわと落ち着きがありません。

じつは今年になってから、送別会費を積み立てしませんか?と持ちかけられました。
今年は個室を借りてやりたいとの事で、それなりの金額になりそうなので一度の出費では厳しいからとのことでした。

確かにその通りやけど、俺、飲み会に参加するために働いてるわけやないねんけど…
そんな贅沢な送別会、パートタイマーの身分で参加したくない。せめて安物の居酒屋クラスにして欲しい。ましてや酒など一滴も飲めへんのに…

これはその時の心の叫びです。
しかし考えようによれば、お声掛けいただけるということは、自分も職場の仲間として迎え入れられたということなので、それはそれで喜ばしいことと受け取れば、これも円滑な人間関係を築くための必要経費。そうでも思わなければ、いや、そう思い込もう。

以前は自分が率先して飲み会を取り仕切っていました。飲み代なんてどうやってでも捻出してたし、もったいないなんてあまり考えたことが無い。そもそも飲む事だけを生きがいに働いていたといっても過言でない。そんな自分自身の価値観の変わりように驚いています。

ふと思い出したのですが、何年も前にクリニックの勉強会で、飲酒が原因で使ったお金を計算させられたことがありましたが、自分は一億円超えていたのを思い出しました。単純に飲んだ酒代だけではなく、終電に乗り遅れたために使ったホテル代やタクシー代。あってはならないことやけど、飲酒運転の末に起こした事故の損害や賠償金。仕事関係で受けた接待、施した接待。飲酒が原因の病気の治療費、等々。そんなものすべてを含んだ金額です。

当時は頭がまだ大分ボケていたので計算間違いかとも思いましたが、よくよく計算してみるとやはりそのくらいは使っています。もっと早くに酒を止めていたら、分かれたかみさんに家の一軒くらい残してやれたのにと、まぁ、後悔してもはじまらないのですが、同じ失敗を繰り返さないためにも、こんな切り口でたまには振り返ってみるのもいいかもしれないです。


そして今日はうちの例会でした。
この日記と同じタイトルのテーマを付けてみたのですが、おかげさまでなかなか良い例会になりました。今日も一日、気持ちよく断酒できそうです。^^


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アル中のsyousukeです。


やっちゃいました。(-_-;

自分なりには頑張ってたんですが、

あかん、あかんと思いつつも、

お祝い事やし、

久しぶりやし、ええか〜

また明日から頑張ればえええやん

ちょっとした気のゆるみで…




ほんまに頭では分かってたんです
』は無理、『』しかないって!
だから断ってたんやけど…

何日続いてたんか記録してないけど、たぶん2ヶ月くらいは止めてたと思う。
断っては失敗し、断っては失敗し、これではあかんとやり直すんやけど、また失敗してしまった。これって、断ってるんと違うて、単なる『山型』やんけ!
自分では意志の強い方やと思うてたけど…

やっぱ、目の前にあるとあかんわ。
止められない、止まらない。


IMG_4682





断チョコ、失敗しました。
俺、今回の失敗ではっきり分かりました。

分かってるわかってるといいながら、メタボや糖尿の怖さをほんまに分かってないんや!
10のうち1くらいしか理解できてないのに分かったつもりになってたんや。
考えてみたら、アルコールのことは本気で勉強したよなぁ…
今でも頭の片隅には常に断酒のことがある。

けど、チョコを筆頭に甘いものに対する意識付けはかなり甘ちゃんや!
チョコに関しては底つきが全く足りてない。
もっと勉強して底を上げやんと、せっかく苦労して酒を止め続けてるのに、糖尿にでもなって人生わやにするぐらいやったら、飲んでた方がマシやんけ!

今日から断チョコやり直しです。


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こんばんは。

アル中のsyousukeです。



第二の否認についてもう少し詳しくと、リクエストを頂戴しました。
いつも思いつきだけで記事を書くので、改めてご説明しようとすると難しいですね。(汗)

一応、自分自身への戒めを込めて整理してみました。



否認の病

アルコール依存症という病気は酒に囚われてしまい、飲酒することが全てにおいて最優先される病気です。アルコールへの依存が形成されてしまうと、酒が好きとか嫌いとかの次元ではなく、酒に酔っていないと安心できなくなり、どんなシチュエーションでも飲酒することを正当化するようになります。だから、病気が飲ませるということを認めると飲酒という行為そのものが正当でなくなるので絶対に病気を認めるわけにはいきません。

 まだそれほど酷くはない。
 止めようと思えば止めれる。
 飲まない日もあるから病気ではない。
 毎日飲むといってもビールしか飲まないから大丈夫。
 等々…

挙げだしたらきりはありませんが、要するに病気を認めると飲めなくなるので、心理的防衛機能が働いて病気を否認するのです。この飲酒そのものを正当化し病気を認めないことを『第一の否認』といいます。

アルコール依存症者の多くはとても自分勝手で自己中心的な性格を持ちます。
長年、飲酒を正当化しながら生きてきたわけですから、健常者から見ると異常な考え方も本人は当たり前と認識していることが多く、またそのような生き方が身に付いてしまっているのです。そしてもともと酒の力を借りなければ生きてこれなかった心の病もあります。それゆえ、コミュニケーション能力に問題のある人が多いのです。

 引きこもりがちになる。
 攻撃的な態度しかとれない。
 自分勝手で他人の迷惑を顧みない。
 等々…

アルコール依存症という病気を認めて酒を止め続けても、こういった飲酒以外の問題を残していては社会生活に支障をきたします。

酒を止めてるんやからもう自分には何も問題は無い。
こういった考え方で飲酒以外の問題を認めようとしないことを『第二の否認』と呼んでいます。

第一、第二と呼ぶのは、的の違った否認の分類にすぎないのです。しかし、先ず第一の否認を解いて酒を断つことからスタートしなければこの病気の回復はありません。

我々アルコール依存症者は、長年アルコールの力を借りて生きてきたわけですから、そのアルコールを断った後には頼るものがありません。そのため生き辛さだけが残るので、何年断酒していても再発の危険があるのです。飲んでいたときのような自己中心的な生き方を改めるには謙虚さを身につける必要があるのですが、正直大変難しいことです。

断酒が安定してきたら、次なる課題は第二の否認と向き合うことなのでしょう。


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